INTERVIEW

- 現場を駆ける先輩たち -

報道部まち取材班の仕事


“楽しい”を発信する

 担当するのは、岡山市中心部の駅周辺や商店街といった繁華街。展示やまちづくりイベント、それらを企画し地域の活性化につなげようと汗を流している人たちを取材しています。

外部からリリース(取材依頼)が届く部署ではないので、ネタは自分で掘り起こします。そのためには、まちに隠れた「面白い」をつかむ力が必要。新聞離れが言われる若者に読んでもらえるよう、毎回切り口を模索しています。

 とはいえ、自分が面白いと思った話題を書くので、執筆も苦ではありません。「楽しい」を詰め込んだ紙面づくりを目標に、先輩と2人、連日まちを自転車で奔走しています。

思い出


じわじわ広がる影響力

 「良い記事だったよ」「素敵にまとめてくれてありがとう」―。記事掲載後は電話やメールで温かいメッセージが寄せられます。10枚に及ぶ直筆の手紙をいただいたこともあり、日々、やりがいを感じています。

“かつての取材先”からの紹介が次々と続いていくとき。自分が書いた記事を見た人が新たなアクションを起こしたとき。じわじわと広がる影響力は、新聞ならではだと思います。

 私自身も、新聞の影響力で恩恵を得ている一人です。取材先でたくさんの出会いに恵まれ、それぞれの生き方から刺激を受けています。

私の仕事って?


相手の素を引き出す

 取材相手から、他の記者には引き出せない言葉を引き出したい、と考えています。

 まず大事にしているのは、会う前の下調べです。関連する資料を探し、フェイスブックやブログのコメントなども徹底的に読み込みます。そして初対面では、笑顔ではきはきと自己紹介。雑談を交えて話を聞くようにしています。

 一般的に、「新聞記者は怖い」というイメージを持っている人が多い気がします。そのイメージを崩し、「小野さんには何でも話せる」と信頼してもらえるよう、これからも努力していきたいです。

小野 祐香(おの ゆか)

編集局報道部

2017年4月入社。教育学部卒。

報道部政治班(岡山市政記者クラブ)を経て、2018年6月から現職。大学卒業後、県内のケーブルテレビ局に就職したが、取材先で会う新聞記者に憧れて転職した。