INTERVIEW

- 現場を駆ける先輩たち -

システム部の仕事


トラブル対応部隊

 新聞は、記者の執筆作業から印刷まで、全てコンピューターを使って作られています。サーバーやネットワーク、プリンターに至るまでのこの「新聞製作システム」を運用、管理するのが主業務。内容は、システム監視、トラブル・サポート対応、プログラム開発など多岐にわたります。

 時に、新聞が出せるか出せないかの瀬戸際のような大きなシステム障害が起こることもあります。そういう万一の際に力量が問われる部署でもあり、決まった時間に新聞が届くという「当たり前」を実現するため、舞台裏で奔走しています。

思い出


新聞製作を下支え

 数年に1回の“大仕事”もあります。国政選挙や災害時の対応などがそれに当たります。私は以前、選挙関連情報処理を自動化したシステムの作成に携わりました。大量の開票情報を、少しでも早く、かつ絶対にミスなく処理しなければなりません。自分が少しでも間違えれば、誤った情報を読者に届けてしまう恐れがあるわけです。作成当時もですが、10年ほど経った今も、選挙のたびに冷や汗と脂汗が出ます。

 また新しい新聞製作システムとして、2015年に共同通信社の新聞製作共有システムを導入した際には、切り替えまでの限られた時間の中で、編集現場の意見を聞いて検討を繰り返し、フローを構築しました。この時の達成感は、今も大きな自信とモチベーションとなっています。

私の仕事って?


イメージを共有する力

 入社1年目、あるデータの自動変換処理の作成を任され、プログラムを開発しました。ところが、紙面を製作する当日になって、自動処理結果に誤りがあることが判明しました。急きょ記者がかき集められ、人海戦術で事なきを得ました。

 出稿部の担当者と事前に話し合ってはいましたが、実際は相手のイメージを共有できていなかったのが原因。打ち合わせが正確にできていれば、防げたミスでした。

 大事なのはプログラムの技術や知識ではなく、人と人とのコミュニケーションなのだと学んだ体験です。

土井 崇利(どい たかとし)

編集局システム部

2003年4月入社。総合情報学部卒。

システム部、データベース部を経て2008年9月から現職。趣味は社会人になってから始めたテニス。社内外のサークルに所属し、定期的に汗を流してリフレッシュしている。