INTERVIEW

- 現場を駆ける先輩たち -

写真映像部の仕事


ジャンルを問わず、幅広く撮影

 本社の写真記者の取材対象は、スポーツだけでなく、地域の日々のニュース、事件事故、インタビュー、イベント、祭り、企画、料理などジャンルを問わず幅広いです。

思い出


フットワークを軽く、そして泥くさく

 現場では、雨中や炎天下でシャッターチャンスをひたすら待つこともあれば、走り回って撮影しなければならない場面もあります。汗をかかずスマートに撮影していては「読者の心に響く」写真は撮れないと思います。常にフットワークを軽く、そして泥くさく取材を、と肝に銘じています。

 やりがいはたくさんあります。まず、ニュース現場の最前線に立つことができます。スポーツの取材では岡山だけでなく、全国各地で選手に近い距離から息遣い、臨場感を味わいながら撮影することができます。普通に生活していたら会えない人に出会えたり、行けない場所に行けたりするので、自分の世界を広げられ、刺激的な体験ができます。しかし、自分が撮影した写真が紙面を飾る喜びに勝るものはありません。

 2017年夏の高校野球取材(岡山県大会決勝と甲子園)は印象に残っています。県大会決勝のおかやま山陽―創志学園は終盤にもつれ、延長戦に突入しました。その後の降雨で岡山県では初めて、決勝の引き分け再試合となりましたが、熱闘を繰り広げる選手たちのさまざまな場面を撮影することができました。甲子園では、取材エリアの広島県代表で準優勝した広陵の1、2回戦を取材。大会新記録の1大会6本塁打を放った主砲、中村奨成捕手にくぎ付けとなりました。レンズを通して彼のスター性、素晴らしいプレーを見ることができ、興奮しました。

私の仕事って?


地元選手の成長を見届けたい

 普段の撮影では失敗ばかりしています。特にスポーツ取材では、サッカーのゴールシーンを撮り逃したり、ピントを合わせきれなかったりと悔しい思いをすることが多々あります。「撮り逃した」と撮影中に落ち込むとさらにミスを重ねるので、すぐに気持ちを切り替えて冷静さを保つよう心がけています。

 撮影後は「ああすればよかった。こうすれば…」と反省ばかりですが、「写真には100点満点がない。次の撮影こそ!」と自分を鼓舞しながら、試行錯誤しています。現在の目標(夢)は、将来、全国、世界で活躍するような地元スポーツ選手と出会い、成長段階から撮影、記録していくことです。

今中 雄樹(いまなか ゆうき)

編集局写真映像部

2017年4月入社。外国語学部卒。

関西出身。大学卒業後、関西の地方紙、スポーツ紙の契約カメラマンに従事。2016年秋、妻(香川県出身)の妊娠中に本社・写真記者の募集を知り、妻の実家にも近いと応募。入社直後からこれまでのキャリアを生かし、現場の第一線で奮闘中。