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- 部門紹介 -

(写真はコロナ禍以前に撮影したものもあります)

読者・地域の人たちとふれあい深める

 読者局共創本部には「読者センター」「教育サポートセンター」「吉備の環(わ)プロジェクト推進センター」があり、読者・地域の人たちとのふれあいを深め、新聞社が持つコンテンツや人材を生かした学校や社会教育支援、持続可能な地域づくりに努めています。また、岡山県早島町の印刷工場「さん太しんぶん館」で学習・見学施設も運営しています。

読者センター

 読者からの紙面に対する意見や問い合わせを電話やメールなどで受け付け、投稿をもとに読者のページ(ちまた面)を編集しています。年間100人の紙面モニターに月2回程度インターネットでアンケートを行い、より良い紙面づくりに役立てています。紙面に掲載された写真の販売に対応し、赤ちゃんを紹介する「1歳になりました」の紙面も担当しています。

教育サポートセンター

 近年、本などの活字、中でも新聞を読む習慣が子どもたちの脳の発達を促し、学力向上にもつながるという脳科学の専門家らの研究が脚光を浴びています。2020年度から順次、小中高校の学習指導要領総則に新聞活用が盛り込まれ、子どもたちが「自ら学ぶ力」を身につけ、学力だけでなく「生きる力」や人間性を育むためのツールとして新聞が位置づけられた形です。

 こうした新聞を教育に生かすNIE活動を担い、記者が学校に出向く出前授業や子どもしんぶん「さん太タイムズ」(毎週水曜掲載)の編集を行っているほか、岡山県NIE推進協議会の事務局を置き、新聞を通して子どもたちの学びを支援しています。岡山県、県教委、岡山市、市教委などとともに毎年「おかやま新聞コンクール」も主催。児童生徒にデジタル端末を1人1台配備し学習に生かす国の「GIGAスクール構想」に対応した新聞教材作りにも取り組みます。

 併せて大学生や社会人を対象に、新聞のビジネス活用や文章の書き方などを手ほどきするNIB(ビジネスに新聞を)研修も展開し、多くの地元企業や団体に採用されています。

吉備の環プロジェクト推進センター

 地域の人たちとともに、持続可能な未来をつくる「吉備の環プロジェクト」を展開しています。岡山県内各地で地域の課題解決や魅力創出を図るさまざまな「吉備の環アクション」を推進し、報道などで個人・団体の活動を後押しするだけでなく、地域に入って社会課題にも取り組んでいます。瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指すアクション「里海 未来へ」では、海ごみ削減を掲げて河川敷の清掃やワークショップなどを主催。連続シンポジウム「SDGs地域課題を探る」も担当しています。地域貢献を通じ、新しい岡山(くに)づくりに取り組みます。