岡山大学は、1870（明治3）年開設の岡山藩医学館を起源とする医学部を有し、その医学部は2020年に創立150周年を迎えます。一方国連は2015年に「持続可能な開発サミット」を開催し、人間、地球および繁栄のための行動計画として17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標」（Sustainable Development Goals；SDGs）を掲げました。岡山大学は「槇野ビジョン：しなやかに超えていく『実りの学都』へ」を掲げており、SDGsと協同できる体制を整備しています。その目標のひとつに「あらゆる年齢のすべての人々に健康的な生活を確保し、福祉を促進する」があり、健康も重要な要素です。

　そこで今回、岡山大学医学部創立150周年記念プロジェクト並びにSDGs支援プロジェクトとして、「岡山大学・山陽新聞　健康フェスタ in Okayama」を初開催いたします。このフェスタでは、岡山大学医学部の講師陣を中心に30人超が一堂に会し、公開講座やセミナーでそれぞれの専門分野における最新・最先端の医療情報について分かりやすく解説します。多くの方々に健康について知識を深めていただくとともに、岡山大学が活発に展開している、地域に開かれた研究・教育・地域医療を広く知っていただきたいと願っております。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。