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 全国健康保険協会(協会けんぽ)岡山支部が6月20日からスタートした「晴れの国から『健活企業』応援プロジェクト」への参加企業数が順調に伸びています。
 本年度目標は既に突破、今後は個別企業への積極的なアプローチを展開し参加企業の拡大を図る計画です。

参加しやすいシステム インセンティブ魅力

 協会けんぽ岡山支部のプロジェクトは、協会けんぽに加入している企業の経営者が「健康宣言」し、従業員の健康増進に向けた取り組みを実践することで、「健活企業」に認定されます。取り組みの内容は点数で評価され、S(90点以上)、A(90点未満)、B(65点未満)、C(40点未満)の4ランクに分類されます。上位クラスでは、地元銀行の優遇金利融資や県知事表彰などのインセンティブが与えられる仕組みです。

宣言企業は既に300社超

 参加企業は7月11日現在、347社。本年度目標の200社を既に大幅にクリアしています。「これまで従業員の健康づくりを企業として特にやっていなかった」という企業が大多数ですが、同支部では「従業員の健康の大切さは皆さん認識している。だが、何をどうすればいいか迷っていた企業もあった。健康づくりのメニューを提示し、簡単な取り組みでも参加できるようにしたことで、参加への〝敷居〟が低くなったのが良かったのでは。インセンティブの効果もあったと思う」とみています。

 取り組み内容での問い合わせがあった場合、同支部では、協会けんぽの業務にも関連する「健診受診率100%、再検査率100%」「特定保健指導実施率100%」や「けんぽ体操『スマトレ』やラジオ体操の実施」「パンフなど使った食生活指導」などを勧めています。

 問い合わせは、協会けんぽ岡山支部(086‒803‒5781)。