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2018トップインタビュー




やすらぎを与えられる企業に
 —外食産業の現状と課題について教えてください。
 近年、国内マーケットは拡大していますが、最近の高い有効求人倍率が示すように従業員の確保が大変な課題となっています。世界的には人口が大幅に増える中、マーケットも急激に伸びていくとみられており、食材が相当高騰することが予想されています。そのような中、食品凝固や香りなどを大学などと共同で研究している会社も増えてきました。今までとは違い、勉強や研究を重ねないと生き残れない時代になっています。料理やサービスなどの研究を重ね、付加価値を付けて提供するとともに、そうすることで得られた利潤をそこで働く人に還元するという仕組みをつくっていかなければならないと考えています。
 —業績は順調ですか。
 メニューを工夫することなどで計画通りに推移しています。2016年6月、岡山市北区上中野にオープンしたとんかつ専門店「とんかつ・和食 ふく徳」も料理の品質を上げることで徐々に軌道に乗ってきています。ただ、スタッフの確保は本当に厳しいですね。時代に合った店づくりをしていくためにも、「もっと頑張って幸せになりたい」という意欲を持ち、料理、食品加工、接客の専門知識を持った方を採用したいのですが。一方、和牛やカニ、業務用米、瀬戸内の水産物など食材価格の高騰への対応も大きな課題となっています。
 —経営理念に「やすらぎ」を掲げられていますね。
 外食産業には、空腹を満たしたいという需要と、家族の記念日などで思い出をつくりたいという需要があります。思い出をつくる需要に対して精いっぱい応え、地域の中で私どもの店が一番だ、と思ってもらえる努力を続けていくことが大切だと考えています。そのためにはまず、スタッフが安心できる職場でなければなりません。豊かになる権利を守り、誇りを持って働くことができる職場にしていくために社を挙げて考えていきたいです。
 —今後、力を入れたいことは。
 神戸牛や山陰のカニ、下関のフグのように、岡山の名物を多くの方々と協力しながらつくりたいですね。安定して供給していただける食材を確保することは大変な困難を伴いますが、皆さんが潤うようなものにすることが、地域にとってとても大切なことだと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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