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外食で「特別な時間」を提供
 —昨年6月、岡山市北区上中野に新業態のとんかつ専門店「とんかつ・和食 ふく徳」をオープンさせましたね。
 まずまずの手応えを感じています。当社は1892(明治25)年に創業。125年の歴史があります。内容を改善して生産性を上げ、ブランドを確立させたいものです。従業員がプライドを持って働ける店にし、会社が長く続いていかなければなりません。
 —外食産業を取り巻く環境や業況はいかがですか。
 普段使いの安価なマーケットと、特別な時に利用するマーケットに大別されてきています。アパレル業界などもそうですね。地方に基盤を置く当社としては、家族のつながりを大切にし、還暦のお祝いや祖父母、孫の祝い事などの際に利用していただける店舗運営を目指します。コンビニや、持ち帰りの「中食」などとの競合は避けていきたいと考えています。当社の店舗で過ごしていただく時間を「特別な時間」と感じていただきたいのです。たくさんの思い出が残る店にしたいものです。
 —外食産業も、価格競争が激しいですね。
 低価格帯での競合は、資本が豊富にあり、バックに商社がいるなどの大手でないと難しいと思います。われわれは大手のファミリーレストランのような形の運営は目指しません。どうやって生き残っていくか。地方で信頼され、折々に利用していただける店舗にならないといけません。
 —そのためには、どんなことが重要でしょう。
 自分で考え、行動できる人材が欲しいですね。人と人のつながりがきちんとできる人が求められます。学校の部活動のようなイメージで、皆で楽しく働き、伸びていく店になればいいですね。とりわけ、子育てを経験した女性は社会的な常識があり、今後も外食産業の人材として期待できると感じています。
 —今後の課題はどうでしょう。全国的にも人手不足感が広がっていますね。
 外食産業も、ほかの業界と同様、従業員が長時間労働にならないよう気を付けていかなければなりませんし、分煙問題なども抱えています。地方でも時給は上昇傾向です。働きやすい会社にして、長く続く企業になっていきたいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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