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創業160周年迎え「一歩前へ!」
 —今年は創業160周年ですね。
 160年続いてきたのは、ものづくりを地道に行う「勤勉性」、社内外での「信用」、社員全員が「家族」という考え方、商品開発や異業種と協働する「創る」、時代の変化に合わせて「挑む」—の五つを大切にしてきたからだと思います。そして全ての要になるのは「楽しむ」こと。お茶とお菓子をいただくひと時は楽しくなければなりません。今後はさらに美味(おい)しさや幸せ、感動など目に見えない価値をいかに提供できるかを考えていきます。
 —人材育成についての考えをお聞かせください。
 私は廣榮堂の経営を“舞台芸術経営”と表現しています。会社は舞台で社員は役者、社長はシナリオライターで、役者を輝かせるのが役目です。社内には、すべての部署の企画や決裁が集まる「センターテーブル」という場所があり、だれもが企画を提案でき、実現できる仕組みを作っています。企画のシートには発案者が計画から実行、評価、改善すべき点まで全過程を記入していき、だれもが閲覧可能です。新人でも一目で仕事の進め方が学べるため、若い世代が活躍できる環境になっています。社内の情報共有によって、既存の企画もブラッシュアップでき、一つの企画に誘発され別の部門で企画が生まれるような、“創発”現象にも期待しています。
 —地域イベントにも積極的に協力しています。
 第1回おかやまマラソンに協賛し、25キロ地点の「給食所」に桃太郎などに扮(ふん)した社員が立ち、塩を多く含んだ「エナジー海塩きびだんご」を提供。県内外のランナーに大変喜ばれ、私たちも多くの方々と触れ合う感動的な体験ができました。マラソンは岡山を盛り上げる素晴らしいイベント。今年も引き続き参加します。
 —今後、力を入れていくことなど展望を教えてください。
 廣榮堂ブランドの強化に力を注ぎます。海外戦略では昨年、台湾、ベトナム、タイで商談を行い、シンガポールの伊勢丹での即売会を実施。今年はパリで開催された「羊羹(ようかん)コレクション」に参加しました。「一歩前へ!広げようKOEIDO WORLD」が2020年に向けてのテーマ。「美味しいをもっと楽しく」「岡山をもっと楽しく」「仕事をもっとおもしろく」を合言葉に、活力あふれる会社にしていきたいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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