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付加価値高い運輸サービスへ
 —企業間の輸送を担う会社ですね。どんな荷物を扱っておられますか。
 1965年の創業時は地元・新見の特産品である石灰の輸送だけでしたが、現在は自動車部品と一般貨物を加えた三つが柱です。粉粒状態の石灰の運搬には特殊なタンクローリーが必要で、当社は県内トップ、全国でも5指に入る保有台数を有しています。自動車部品は倉敷市水島、玉島の2カ所にクロスドックセンターを設け、複数の部品メーカーから集まる部品を納入先の指示に応じて仕分け、出荷しています。運輸業界では単に物を運ぶだけでなく、こうした付加価値を高めたサービスが欠かせなくなっています。
 —業界の現状と貴社の戦略をお聞かせください。
 1990年は4万社でしたが規制緩和により6万3000社に増え、過当競争にあり、退場する会社は年間1000社に上ります。ただ、このところ規制は強められる方向にあり、適正な企業運営をしていないと淘汰(とうた)されるでしょう。当社は「物流パートナー」として認められ、将来発展につながるよう体力強化と安全面やコンプライアンスへの取り組みを続けています。顧客サービスの一層の向上を目指しクロスドックセンターを増設し、扱い品を他業種にも広げたいと考えています。そして生き残りへのカギの一つになる人材確保では、労働環境や待遇面の改善を鋭意進め、新卒・中途採用ともに積極的に取り組んでいます。こうして誰もが気軽に働いてみようと思える魅力的な会社となり、業界の社会的地位向上にも寄与したいと考えています。
 —環境省の「エコアクション21」の認証・登録企業ですね。
 公共財である道路を使って仕事をさせてもらっていることに感謝し、少しでも環境に役立つことをして社会にお返ししたい、と2010年に認証を受けました。安全運転を心掛け、廃棄物を減らし、事務所の電気・水道などを節約…と身の回りから日々積み重ねています。社是社訓「自然に優しく 社会に調和」の実践でもあります。
 —新見商工会議所の会頭2期目で、地域振興へ期待がかかっています。
 新見地域には特産品が多くあります。千屋牛、ピオーネ、キャビアなどはA級グルメとして知られ、近年はワインなども加わりました。こうした特産品を全国に発信して地域を元気にしたい。会議所としてインターネット販売に乗り出したいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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