main_title.png


「今年は東京の体制を固める」
 —御社の業況はどうですか。
 再生エネルギーのソーラー発電施設関係が当社の売り上げの40%になりました。工事の繰り越しは200億円ありますが、うち7割がソーラー関係です。まさに特需ですが、いつまでも続くものではありません。ただ、当社の場合、請負工事だけでなく、自社のソーラー設備が90メガワットの出力になります。ソーラー発電による売電と他社設備のメンテナンスで今後も手堅い売り上げが見込めます。
 —2014年に東京本店を設けられました。
 リーマン・ショック(08年)により岡山での仕事量が減った経験があります。われわれのような建設の請負業は仕事のボリュームのあるところに行かざるをえません。20年の東京五輪はチャンスでした。ソーラー発電への参入、東京進出…。将来に向けての枠組みはできたと思っています。そこで、今年は東京の体制を固め、さらに強固なものにしたい。現在、東京には本店と支店がありますが、効率化を考え、7月末に新たに購入した世田谷区内の建物に両方を移転します。建物は既に確保しており、東京本店は年間30億円を目指します。
 —東京では大手との競争にもなる。
 国土交通省の経営事項審査が1200点を超えました。世田谷区では同業者の中でナンバーワンとなります。これは経営状況や規模、技術的能力などを総合的に評価したものですが、これを超えれば同業大手と同じ入札に参加できます。さらにJVを組んでも「スポンサー」になれます。本店は50人ほどの体制にしたいと考えていますが、同時に人材の育成も必要です。技術屋の集団ですから、社員には30歳ぐらいまでに1級電気施工管理技士の資格を取得するように言っています。それがないと、課長にはなれませんし、官公庁の仕事もできません。今後、会社を発展させるには、やはり、東京、大阪で伸ばすしかないと思っています。
 —話は変わりますが、今年も西大寺会陽に参加されたそうですね。
 2000年の会社創立50周年の年に祝い主となり、それ以来毎年、参加しています。会社創業の地「西大寺」、長く続いた祭を守りたいという愛郷心もあります。社員は裸で参加し、取引先の方々も招待します。社員、取引先との「和の形成」には役立っていると感じています。できるだけ長く祭を応援していきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ