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2018トップインタビュー




EV、バッテリーへ事業拡大
 —厚さ数十ミクロンのフィルム状素材を特殊技術で加工、電子機器メーカーに供給して発展を続けています。
 当社の製品はスマートフォンやデジタルカメラ、精密機器などに使われ、絶縁、断熱、防水などの機能を果たします。それがなくては機器が作動しない重要な役割を担っています。精密機器の部品ですから加工技術も超精密さが求められ、当社は生産設備の多くを自社開発して高度で多様なご注文に応えています。創業から32年目を迎えましたが、業績は好調で海外を含めたグループの売上高は100億円の大台を超えました。
 —今年は新たな事業展開をされるようですね。
 これまで主流はスマホ用の製品でしたが、新たに電気自動車とライフサイエンス分野にフィールドを広げます。自動車には現在でも大小数多くの電子機器が搭載されており、EV(電気自動車)への流れもあってさらに需要が見込まれます。ライフサイエンスでは当社が培ってきた技術が生かせます。新たなフィールド展開に向けて本社・工場の隣接地に用地を確保、今秋には最新の自動化設備を備えた新工場を稼働させる予定です。
 —中堅社員のグループが、会社の中期目標を策定するユニークな「わくわくどきどき ビビットプロジェクト」に取り組まれています。
 中堅社員約10人によるプロジェクトです。私は全く口を出さず、社員が自主的に討議、策定します。これまでに「社員の年収を2倍に」「年間休日123日に」の二つを打ち出し、休日は今年から実行しています。おかげさまで当社は無借金経営、自己資本比率は75%と高く、「利益は社員に還元」がモットー。このプロジェクトは社員の働き方改革を促進し、愛社精神の高揚につながるでしょう。そして、プロジェクトを通して社員の中に「自ら考え、行動し、利益を出す」気風が生まれてきているのは頼もしい限りです。会社を円滑に次世代へ承継していくために不可欠の要素です。
 —グローバル企業に成長しましたが、拠点はこれからも真庭ですね。
 真庭で生まれ、育った会社です。真庭地域のために役立つ企業でありたい。地元の雇用を広げ、子どもたちを増やし、元気な地域づくりに貢献したい、と願っています。創業当時から私の頭を離れないのは「地方創生」の言葉です。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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