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ビジネス環境変化に柔軟対応
 —アパレル業界の現況についてうかがいます。
 衣料品は、中国の台頭によって国内生産のシェアは3%しかなく、90%が安価な中国製で、デフレ脱却がままならない厳しい状況です。そんな中、私どもは長年培ってきたトレンドに対する感性と企画力、国内外にわたる生産力を結集し、SPA(製造小売り)への転換を推進。強いアピール力を持った自社ブランドの確立を目指し、チャレンジを続けています。
 —今年のテーマに「環境対応」を挙げられています。
 米国のトランプ政権がもたらす世界経済への影響、スマートフォンの普及によるライフスタイルの変化など、時代は大きな転換期を迎え、ビジネス環境は急速に変化しています。世の中が大きく変わる中で、「5年先、10年先に自分はどうすればいいのか」を考え、個人ベースと企業ベースの両方で対策を立てなければならないと社員には伝えています。企業は、柔軟な発想で時流に合わせて新しいビジネスにどんどん転換すべきです。当社の不動産部門では、今までのマンション経営だけでなく、建売住宅にも参入する予定です。時代の少し先を読んで手を打てば、多大な労力をかけなくてもビジネスは成功すると考えています。
 —2月にカイタックグループの専門学校・岡山ビジネスカレッジの新校舎が岡山市北区田町に完成しました。教育への思いをお聞かせください。
 新校舎は窓際を全面緑化したモダンな建物で、ファッションクリエーターやデザイン、ブライダルなどのコースが岩田町キャンパス(同岩田町)から新年度に合わせて移転しました。また、同校は文部科学省が2019年春をめどに創設を目指す新しい高等教育機関「専門職業大学」(仮称)への移行を計画しています。20年を目標にアパレルに特化した大学にし、業界で活躍するために必要な紡績、パターン、縫製、マーケティングなどの知識を身に付け、ビジネスに欠かせない英語力も備えた、企業の即戦力となる人材を育成します。カイタックグループは米国で外国人も雇用していますが、やはり日本人は優秀だと実感しています。日本の教育機関はもっと企業の参加を促し、海外で通用する人材を育てるべきです。優秀な「地球人」を育て、世界に輩出することが最も日本の強化につながると考え、今後は教育分野にも一層力を入れていきます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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