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社員の幸せが会社の繁栄に
 —原油安により、現況に変化はありましたか。
 2014年夏以降原油価格が大幅に下落したことで、食品容器が主力の当社を取り巻く環境も好転しました。この業界は原材料価格のほか、容器の素材や形など、トレンドに大きな影響を受けます。現在は、食品業界のセントラルキッチン(集中調理)化により、配送に必要な食品パックの需要は伸びています。時代の流れやニーズを先取りし、迅速に新素材を開発できるのも一貫生産を行う当社の強み。外部環境が好転してきた本年度は、環境や経済性に一層配慮した商品を開発していきたいと考えています。
 —2年前に新規参入した農業も軌道に乗っていますね。
 食品容器メーカーとして、食の文化や安心・安全、環境問題などについて真剣に取り組んできた中で、多角経営の一環として14年7月、農業に参入しました。当社は農業も「生産業」だと捉え、専門の部署「ARI」(農業研究室、Agriculture Research Institute)で研究開発や栽培に当たっています。第6工場(矢掛町)の敷地内にある約390坪のプラントでの水耕栽培も順調で、赤水菜やサラダ春菊、ルッコラなど付加価値の高い野菜を栽培し、出荷しています。さらにファームを増床し、深く広く関わっていきたい。
 —12年に開設した事業所内保育所も定着しています。
 第6工場の事務所棟にある保育所「こゆめ」は、岡山県内の事業所としては先がけとなる試みでした。「子どもは日本の未来」との思いから、通常の保育所に負けない設備を備え、保育士も3人常駐して手厚い保育を行っています。現在6カ月児から約10人が利用していますが、父母である従業員から「安心して仕事ができて助かる」と好評です。将来的には、栃木県の関東工場にも開設したいと考えています。
 —今後の抱負、展望を。
 社長就任から丸9年。業況が好転したこの機を逃さず、売上高百億円を目指して事業拡大に乗り出したい。そのために必要なのはやはり社員の力。就任時からのモットーである「働きやすい職場づくり」を念頭に、より良い人材の雇用や育成、女性の社会進出を促す社内環境を整備していきます。社員の幸せが、ひいては会社の繁栄につながるという意識を忘れず、社長業に邁進(まいしん)する所存です。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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