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新たなフロンティアを目指す
 —本年度は中期経営計画「ライジング3カ年計画」の最終年ですね。
 現場がどちらを向きたいか自ら考えて走っていく組織にしていくのが目標でした。最終年を待たずして、経営幹部層が責任を持って業務遂行できる仕組みができつつあるように感じています。
 —社員に「WTP(Willingness To Pay)」の重要性を説かれています。
 WTPは「(お客さんが)喜んでお金を払いたくなる気持ち」という意味です。ドラッカーが言う「顧客の創造」を、私は「WTPの創造」と定義しています。WTPには「顧客満足」「品質」「価格」「スピード」といった、すべての要素が含まれており、個々のお客さんがどれを優先的に求めているかを考えながら、より高いWTPを実現していくことが、企業が永続する必要十分条件なのです。
 —これから1年かけて、次の中期経営計画を策定されますね。
 顧客創造には、マーケティングとイノベーションが必要です。ライジング計画は、顧客の要望や環境の変化に合わせて自在にイノベーションできる組織づくりに力点を置いていました。次期計画は自分たちでマーケティングを行い、新しい事業分野を切り開いていく「ニューフロンティア計画」とする方針。具体的な指示はしませんが、社員が考えるヒントは出していきます。
 —自主性を促すために特に心がけていることはありますか。
 人間関係の中で、一番大切だけれども難しいのは、感謝を求めないことです。感謝してほしいと思い、返ってこないときのストレスは人間関係を壊してしまいます。翻って、感謝をすることが感謝を求めないための最大の武器になるのです。当社では社員が自分で考えてどんどん遠方の展示会へも飛行機で出張見学に行っています。社長が知らないところで社員が勉強を重ね、難しいことが決まっていくのは、本当にありがたく感謝すべきことです。相談や報告を求めていては、全てを社長一人の頭でしか考えられない組織になってしまいます。そんな会社は、最先端の情報をキャッチできませんから。
 —セリオは地場企業の就職人気ランキングで急上昇していますね。
 自由に働ける伸び代のある会社だと学生に認識してもらえるのはうれしいし、そんな社風を求める人材が集まる“磁場”になれたらいいですね。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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