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2018トップインタビュー




知恵絞り保育の要望に応える
 —関東圏から福岡県まで多数の認可保育所を展開されています。
 岡山をはじめ東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、大阪、福岡の8都府県に39の認可保育園と一つの障がい児デイサービス施設を運営。うち13園は本年度の開園(予定含む)です。園児総数は約5千人、職員は約千人で、社会福祉法人が運営する保育園としては全国トップ3に入るでしょう。
 スタートは祖父が経営する菓子製造会社の従業員向けに設けた「ちとせ保育園」(岡山市東区益野町)。次第に保育園経営に主力を置くようになり、経営ノウハウも蓄積。2011年に待機児童が大きな問題になっていた東京へ進出して以降、展開が加速しました。
 —法人理念「HOME」に込めた思いをお聞かせください。
 HOMEはぬくもりを感じる家庭。子どもたちも、保護者も、職員たちも、地域の人たちも、「ちとせ保育園」に関わるすべての人たちが心安らぐ場所、いつでも安心して帰って来られる家庭のような場所でありたい—と保育経験豊富なベテランの保育士たちが、月1回の理念研究会を重ね、1年がかりで考えました。
 —4月オープンの「当新田ちとせ保育園」(岡山市南区)は素晴らしい建物ですね。
 イベントもできるホールを備え、凝った造りの3階建てで、南側は開放されてサンサンと降り注ぐ太陽の下で保育ができます。オープンキッチンなので、子どもたちはきょうの昼食の調理の様子が見え、職員も子どもたちを見守りながら調理できます。食育の面からも有効と考えています。
 —保育園に入りたくても入れない待機児童の数は多く、役割はますます重要になりますね。
 少子化が進む中でも、保育の要望は依然強いものがあります。女性の社会進出、共働き家庭の増加などが背景にあります。人口減少社会の中でこの傾向はますます強まるでしょう。われわれが頑張って子どもたちの受け入れを増やせば、その分保護者は働きに出ることができ、人手不足解消にもつながります。認定こども園、小規模保育、企業内保育など創意工夫をして保育の要望に応えていきたい。自らの手による態勢整備も必要です。保育士不足解消のため、保育園で補助的仕事をしながら通信教育で保育士資格取得を目指せるよう、奨学金を含めた独自の制度も準備中です。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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