main_title.png


「百貨店らしさ」さらに追求
 —百貨店業界の状況をお聞かせください。
 昨年はアベノミクス効果により勤労者の平均所得が上昇、株高もあって期待されました。しかし消費者は慎重で、暖冬による冬物衣料の落ち込みも響いて、業界全体としては、わずかながら前年を下回りました。高額商品がよく売れ、都会では訪日外国人客の増加という一面もありましたが、全体をカバーするまでには至らなかったわけです。来年4月には消費税の再増税が控えていますが、現状のままでの再増税は景気の足を引っ張りかねません。これからの1年間は国も民間も正念場になると思っています。
 —そうした中でどんな店づくりを目指されますか。
 量販店、コンビニエンスストア、ネット通販など小売りの形態は多岐にわたり、厳しい競争の中にあります。その中で天満屋が勝ち残っていくには「百貨店らしさ」の追求しかないと考えています。そのためには、商品にも、サービスにもほかにはない「上質」が欠かせません。よりお客様に満足してもらえる商品、サービスを目指し、昨年から経営のモットーに「天満屋クオリティー」を掲げて取り組んでいますが、今年もこの取り組みをさらに強めていく方針です。
 —今年のテーマを「ステキな感動、見つかる。」とされています。
 お客様には数多くの選択肢の中からわざわざわれわれの店にお出かけいただいています。そうしたお客様に「天満屋に来てよかった」「天満屋で買ってよかった」と感じてもらえる、いわばプラスアルファの価値をお届けしたい。お客様のご期待以上のものをお届けして初めて感動になるわけですから、いかにそれを実現していくか、全従業員の意識の徹底を図り、接客に磨きをかけてまいります。
 —サテライト店、コンビニ店の今後の展開はどうですか。
 ご高齢であったり、交通事情などで店にお出かけいただけないお客様に向けて、ギフト商品を中心に百貨店の窓口となるサテライト店を高梁、鴨方の2店設けていますが、将来的には地域の事情に合った店づくりにし、50店に増やしたいと考えています。病院等の施設内店舗についても顧客利便性を高める業態で昨年末、岡山市内の病院に第1号店を出店しました。病院などを中心に新年度内に10店に増やす計画です。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ