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2018トップインタビュー




創業200年へ向け助走の年に
 —昨年末に新社長に就任されました。どのようなスタンスで経営に臨まれますか。
 天満屋は今年創業189年目を迎えました。この老舗企業をいかに良い形で次にバトンタッチしていくか、それが私の使命です。地方百貨店はインバウンド売り上げなども少なく、厳しい状況にありますが、幸い当社は多くのグループ企業があり、皆さまから大きな信頼、親しみをいただいております。この強みを生かしてさらなる成長戦略を描きたいと思っています。
 —当面の方策をお聞かせください。
 「関係を深める」が今年の社内キャンペーンのテーマです。お客様とお取引先様、生産者の皆さまと、そして社員同士がより絆を強めていきます。地域密着する中から、地元産の優れた商品を積極的に掘り起こしたい。例えば黄ニラ、パクチー、もんげーバナナ、児島ジーンズなどは、徐々にその知名度を上げてきました。他にもまだまだ埋もれている商品がたくさんあります。よく知られず、販路も限られている地元の優良商品を開拓し、その良さをお客様に伝えていきます。
 —岡山、広島、鳥取県内に7店舗を展開しています。それぞれの戦略は。
 規模、競合関係、認知度がそれぞれ異なり、店ごとに細やかな対応が欠かせません。必要なら専門店や近隣商業施設と組むこともあります。既にそうしている店もありますが、今後は加速させる方針です。百貨店の商品は生活必需品というよりも、それがあることで生活が楽しくなる、豊かになる商品。店舗とともにその価値を伝えるディスプレー、接客技術にも磨きをかけてまいります。
 —幅広い業種のグループ企業約20社は強みですね。
 スーパーや人材派遣、システム、警備、旅行代理店など多様です。このグループ企業同士の連携もさらに強め、相乗効果でお客様の豊かな暮らしに貢献していきたい。また、グループ会社にはシステムや人材派遣などBtoBの会社も多くあります。こうした会社は地域の中での密度をもっと上げていきたいと思っています。
 —来年は創業190年です。
 社内プロジェクトチームがお客様に喜んでいただく記念イベントなどを検討しています。その10年後は創業200年、さらに大きな節目を迎えます。来年は創業200年に向けて助走を始める年になるでしょう。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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