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2018トップインタビュー




逆境でも強み、ブランド強化
 —次期110期を迎えます。
 中学・高校の新入学生が2017年度も3%減少し、少子化は年々加速しています。そんな逆風を受けながらも、連結売上高300億円を目指した事業展開に明るい見通しが出てきたのは三つの理由が挙げられます。まずは流通体制の変化。問屋、小売店の廃業が続き、商圏を当社が引き継ぐ形で学校制服販路の一部を掌中に収めたこと、さらにドッグハーネス(犬の胴輪)事業を元にした新販路を開拓したことによって、これまでよりも販売事業のウエートが増加しました。そして体育着をはじめとしたスクールスポーツウエア部門のシェア拡大、介護・メディカルウエアなどヘルスケア事業の成長。事業がそれぞれビジネスチャンスを生かし、新分野においても高い評価をいただけたことが、目標達成の手前までたどり着けた要因だと考えています。
 —「トンボ」ブランドの強化を一層進めておられますが。
 文化的イベントとスポーツイベントの両面から子どもたちの成長をサポートしています。「WE LOVE トンボ」絵画コンクールは文部科学省・環境省にも後援いただき、今年で33回目、連続して14万点以上の応募を数えています。また「1129(いい服)の日トンボアイデア・デザインコンクール」では、学生服や体育着のアイデアとデザインを募集。応募数が飛躍的に伸びており、今後はより大きく取り上げていく予定です。また、スポーツイベントでは、著名人を招いて行う「VICTORYスポーツフォーラム」が好評です。その他スポーツ教室などの振興活動や、地元スポーツクラブチームへの支援なども継続して実施してまいります。
 —今後の取り組みについては。
 当社の強みとして「学生服の販路」「高レベル国内自社工場」が挙げられます。これらを生かすことで、少子化にあっても生き残っていける施策を考えていかなければなりません。まずは今年6月、鳥取県倉吉市にスポーツ専門の工場を新設。コンパクトな規模で細かなニーズに応えられるよう展開していく予定です。さらに物流面を強化するため、新拠点を増設する計画もあります。そして今期から人事制度を一新し、能力重視の体制を整えました。既存の制度を大きく見直し、女性登用をはじめ人事評価、勤務体系など従業員の能力をより生かせる環境を構築し、一層チャレンジを続けていきたいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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