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2018トップインタビュー




三菱自水島の生産増に対応
 —社長ご就任から10年たちますが、振り返っていかがですか。
 社長に就任した2008年のリーマン・ショックに始まり、円高、東日本大震災と立て続けに厳しい外部環境にさらされました。その後アベノミクスで息を吹き返しましたが、16年には主要取引先である三菱自動車工業の燃費問題で打撃を受けるなど、決して穏やかな10年ではなかったと思います。昨年より経営環境は好転していますが、ひとえに困難な時期を耐え抜きしのいでくれた社員のおかげだと心から感謝しています。今後も社内一致団結して歩み続けていきたいと思います。
 —中期経営計画を策定されました。
 昨年実父(会長)が他界して、世代交代について真剣に考えるようになりました。苦境の時をたくましくサバイバルしてくれた当時の中堅社員を次世代幹部候補としてチームを組み、本年度から2020年度までの中期経営計画を策定しました。業績面では、20年度までの売り上げ20%アップを掲げ、福利厚生や育成面では、女性社員の出産・育児休暇、介護休暇などを奨励し、女性や高齢者、外国人を積極的に登用するダイバーシティ(多様性)なども計画の骨子としています。
 —ライフケア事業部のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)も好評です。
 16年6月に当社初のサ高住として「ヴィラ・プランタンおかやま」を開所。従来のサ高住との違いは、認知症の方、要介護度の高い方でも安心してご入居いただけるよう、介護に医療が寄り添ったサービスを実現している点です。岡山市街地に近い立地もご家族から好評で、現在入居率7割と高い評価をいただいております。
 —今期の展望などを。
 三菱自動車がルノー・日産アライアンスの一員となった昨年から、受注は好転しています。18年度終盤には水島製作所でRVRの生産が始まり、軽四やSUVの生産も予想されていますので、当社も生産に対応できる態勢づくりを進めています。また、自動車関連以外での港湾・海運、コンテナターミナル事業は数年来堅調に推移。JFEの構内運搬や昨年進出した横浜事業所も好調で、久々に明るい兆しが見えています。人材不足の問題はありますが、職場環境を整え、育児や介護で休暇を取る社員をサポートする「お互い様の文化」を社内に根付かせることで、迅速、柔軟にお客様のニーズに対応していきたいと存じます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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