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2018トップインタビュー




農業事業が3本柱に拡大
 —野菜工場でボストンレタス(サラダ菜)の水耕栽培を手掛ける日本農園(広島県世羅町)が昨年、グループに加わって農業事業が一段とボリュームアップしました。
 日本農園は相手の打診を受け、将来性を見越して完全子会社化。従来の稲作、ブドウに新たな収益の柱が加わりました。4棟のプラントでボストンレタスを1日1万2000個収穫できます。水管理により品質が一定するうえ通年出荷でき、価格が安定しているのが強みです。焼き肉用、サラダ用、しゃぶしゃぶ用と用途は多彩。鮮度が落ちない遠距離輸送法を考え、早く東京の市場にも届けたいと思っています。
 —笠岡市や真庭市での農業事業はいかがですか。
 笠岡市や矢掛町で農家から水田を借りて進めている稲作は5ヘクタールに広がり、3年後には25〜30ヘクタールにする計画です。笠岡市には自前のライスセンターが完成。地元農家の乾燥・籾摺(もみす)り作業も引き受け、関係をより密にしていきます。真庭市で取り組んでいるブドウは新たな圃場(ほじょう)を整備、現在の1・2ヘクタールから2年後には2ヘクタールに拡大します。当面はピオーネ、シャインマスカット、オーロラブラックが主力。独自の低温貯蔵技術で12月を過ぎても高い鮮度を保持しており、海外でも人気のシャインマスカットをメインに輸出拡大を図ります。稲作とブドウ、ボストンレタスの3本柱で年商5億円が目標。近い将来、一つの事業会社にしてもよいと考えています。
 —農業関連では新たにドローンを使った散布事業も始められました。
 グループの日植アグリが昨年から本格的に取り組み、岡山県内の水田や畑の薬剤、肥料散布を約220ヘクタール手掛けました。ヘリに比べ低空で飛ぶことから、散布する薬剤や肥料が確実に届き、しかも低コスト。広島、兵庫県内にも営業を広げていきます。
 —中核の環境緑化事業では新製品を次々に開発。国土交通大臣表彰も受けられました。
 環境緑化のトップ企業として新製品開発は使命。昨年は盛り土・植生シート「アサシバ」が国の活用促進技術に登録され、急斜面緑化マット「キョウジンガー」、草が生える大型土嚢(どのう)「メガ・メデル」など新製品の売れ行きも順調です。大臣表彰は全国特定法面保護協会の副会長を長年務めていることでいただけたのでしょう。受賞を心に刻み業界の発展に邁進(まいしん)してまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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