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2018トップインタビュー




企業の存続をかけ人材確保
 —業界の動きを教えてください。
 本年度は、大きな法改正が二つあります。廃棄物の処理および清掃に関する「改正廃掃法」が4月1日、特定有害廃棄物等の輸入等の規制に関する「改正バーゼル法」が10月1日、それぞれ施行され、家電などを回収する違法業者に規制がかかります。日本の廃家電は半数強しか正しくリサイクルされていません。消費者が知らず知らずのうちに“悪の片棒”を担いでいる問題に終止符を打てるよう、法改正後の各地方自治体のチェック体制に期待しています。
 —業界の全国大会が岡山で開かれるそうですね。
 一般社団法人日本鉄リサイクル工業会の第30回全国大会が6月に開催され、私が大会実行委員長を務めます。業界全体のことを改めて勉強する過程で、課題や将来像が見えてきました。「徹底検証 岡山大会 来ないと未来が危ない」と題したのも、業界に危機意識を喚起するため。業界の課題を共有し、さらに良い方向へつなげることが狙いです。
 —ヒラキンの将来像については。
 「人口減」をキーワードに、日本の社会全体が動かざるを得ない時代に入りました。わが社にとっては、これから5年間が勝負です。ものづくりが国際競争や流行などに大きく左右される時代ですが、環境とかリサイクルとかの仕事は絶対になくならない。だれかがやらなければならない仕事として、間違いなく需要はあり続けます。だからこそ、どれだけ人を確保しておけるかどうかに、企業の存続がかかってきます。昨年のリクルートでは非常に良い結果を得ましたので、今年も引き続き力を入れていきます。
 —「えこ便」の会員数が4万7000人を突破しました。
 えこ便はご家庭で不用になったものをヒラキンが分別回収し、再資源化するサービスです。昨年12月に4店舗目となる大安寺局(岡山市)がオープンし、快適な暮らしに欠かせない便利な施設として地域の方々に喜んでいただいています。今後は店舗だけでなく「eポスト事業」も展開し、スーパーやホームセンターなどの協力店にeポストと名付けた回収ボックスを設置。回収場所を増やすことで、より多くの皆さまにご利用いただけるようになります。地方の中小企業として、得意分野を生かし、住みよい町づくりに貢献できたらと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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