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「対話」重視し信頼関係を深化
 —醸造業界の動向はいかがですか。
 当社は、創業より80有余年、醤油(しょうゆ)、味噌(みそ)、清酒、焼酎といった醸造食品の生産に必要な機械やプラントの製造に携わってきました。昨年は大規模案件のある焼酎業界のほか、清酒業界からの引き合いも多い年でした。清酒業界は昨年の年始あたりから積極的な設備投資の話をうかがうようになり、機械単品だけではなく、清酒蔵全体のエンジニアリングの引き合いもある状況で、近年の清酒の好調さを感じ取っています。提案段階から営業活動に開発スタッフが同行することがお客様との対話充実に大きく貢献。杜氏(とうじ)を中心としたお客様の思いを従来以上にくみ取ることができ、お客様が望まれる品質を一緒に実現していくための信頼関係構築につながっています。社員がお客様の蔵に泊まり込みで酒造りに参加させていただく取り組みも継続しており、社員は杜氏や蔵の方々との緊密な人間関係を築きながら、複雑な酒造りの工程を身をもって理解しています。
 —産学連携の取り組みについてお聞かせください。
 昨年、「バイオマス分解酵素の大量生産を可能とする固体培養技術の実用化開発」が経済産業省の戦略的技術高度化支援事業に採択され、基礎研究を産学連携でスタートさせました。食用油の副産物である菜種油かすの分解・消化を促進する「機能性飼料」の3年後実用化を目指し、岡山大学、東北大学、岡山県工業技術センターと共同でプロジェクトを推進。醸造分野で培った固体培養技術を新分野に展開し、安全で安心できる持続可能な循環型社会の構築に貢献していく所存です。
 —社内制度の充実にも熱心ですね。
 女性ならではの視点を大事にして社員皆が働きやすい環境整備や人材育成に力を入れています。看護休暇制度や育児休業社員の復職サポート、短時間勤務制度の拡大などで仕事と育児が両立できる環境整備を進めており、昨年度「おかやま子育て応援宣言企業」岡山県知事賞をいただきました。若手からベテランまで全階層で研修を実施し、成長の場を充実させるとともに、社内の縦・横の対話を促進しています。
 —今後の抱負をお聞かせください。
 お客様の「食の安全・安心」に対する要望に耳を傾け、期待を上回る提案と、安全面でもより質の高い製品を製造し提供することを旨とし、より密度の濃い対話を通じてお客様、協力会社様との信頼関係を深めてまいります。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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