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2018トップインタビュー




食を通じお客様の健康に貢献
 —高齢化でますます広がるニーズに対応するため、機能性食品の品ぞろえを充実させておられます。
 私は昨年6月に、全国病院用食材卸売業協同組合の副理事長に就任しました。現在56社でつくる協同組合はコスト低減化や流通の効率化で協力。さらに各社の特色を生かしたオリジナル商品の開発にも取り組み、減塩・低塩、低カロリーなど機能性食品は450品にも上ります。当社でも専売品として提供しており、豊富なラインアップで幅広い病状に対応できます。最近は誤嚥(えん)性肺炎を防ぐため、食品のとろみ剤の人気が高まっていますし、冷凍食品の取扱量も増えています。
 —2015年に開設された神戸営業所の手応えは。
 神戸市や淡路島を中心に、病院や高齢者施設との取引が増え、売り上げは前年の3倍増です。増員して2人体制にしました。社員の豊富な商品知識や高い専門性を生かした丁寧な説明を心掛けており、納得したうえで購入していただけていると感じています。こうした当社の強みを伸ばすため、社員教育には今後も力を入れていきます。
 —販売エリアの広がりは、どのような波及効果を生んでいますか。
 個人のお客様のインターネット購入につながっています。例えば、腎臓が悪い方はタンパク質の摂取量を抑えるため、入院中は治療食を食べておられます。ところが、こうした特殊調理は家庭では難しく、退院後に食事が理由で再び体調を崩す方もいます。そんな方が、入院中に当社商品を治療食として食べ、退院後も引き続き利用していただけることが多いのです。インターネット売り上げの割合は、機能性食品の15%ほどになります。
 一方で、地産地消の取り組みも重視しています。岡山産の白桃やピオーネを使ったゼリーを地元企業に製造してもらい、学校給食に提供。最近は保育園でも地域の味として親しんでいただいています。
 —昨年は創業70周年でした。老舗として今後の抱負をお聞かせください。
 野菜販売から始め、学校給食、病院給食の提供へと変化を重ねてきたのが当社。約30年前の社長就任以来、「治療食といえば誠屋」と言われる特色づくりに努めてきましたし、これからも時代の変化にひるむことなく対応していきます。社名の通り、誠心誠意、食を通じてお客様の健康に貢献し、社員の暮らしを守っていきたいです。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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