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和菓子と共に日本文化伝える
 —今年2月に社名を変更されました。
 源吉兆庵グループ8社の親会社となっている桃乃屋本舗の社名を、2月3日付で「株式会社源吉兆庵ホールディングス」に変更しました。ご愛顧いただいているお客様をはじめ、取引先にもなじみのある名称に改めることで、知名度や信頼感のさらなる向上を目指します。
 —昨年は米国に新店舗を出店されました。
 1月に同国で12店目となるカリフォルニア州の「スタンフォードショッピングセンター店」をオープンしました。また、近くロサンゼルスのビバリーヒルズにも新規出店する予定です。これでグループの海外店舗は米国、英国、台湾など8カ国・地域で40店目となります。大洋州進出の布石としてシドニーへの出店も計画。消費低迷や人口減など厳しい国内の現状を踏まえ、海外の和菓子に対する評価が高い地域での売上比率を伸ばすことで基盤を強化していくのが狙いです。
 —生産拠点も増えました。
 商品を安定供給できるよう生産拠点の整備を進めています。昨年8月には鳥取工場が稼働しました。愛媛県には栗や干し柿などの一次加工場となる宇和島工場を3月に着工し、年内に稼働予定です。岡山との2ライン生産体制にシフトして補完するなど臨機応変に対応できています。また、今年3年目の収穫を迎えるマスカットの自社農園も順調に生産量が上がり、来年には看板商品「陸乃宝珠」の原料としての収穫が軌道に乗りそうです。
 —今後の展望をお聞かせください。
 和菓子とともに日本の文化をもっと多くの人々にお伝えしたい、という思いから、文化事業にも力を入れています。4月に京都市左京区に開業する「宗家源吉兆庵京都店」の2階に工芸菓子の展示ギャラリーを設け、工芸菓子展を開くほか、本社ビルに興福寺貫首らを講師に招いて開く「奈良興福寺文化講座」も、毎回ご好評いただいています。今月はピアニストのコンサートなども開催予定です。トランプ大統領の就任、英国のEU離脱問題、国内では長引く消費低迷や予想外の天候不順、株価の変動など、安閑とはしていられない情勢が続き、素早い経営判断が求められています。何が起こっても臨機応変に対応し、お客様に常に良い商品をご提供できるよう努めます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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