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農業省力化と規模拡大を支援
 —事業環境はいかがですか。
 高齢化と後継者難による農家数の減少が一層進み、農業機械メーカーを取り巻く環境は厳しさを増しています。そうした中で、来年は米の減反政策や所得補償制度が廃止されることになっており、農業は大きな転機にあります。その潮流にしっかり対応していかねばなりません。ただ、当社は農家の省力化・規模拡大の助けになる独自の農業機械をたくさん開発しています。そうした得意分野を生かしながらロボット化など新しい農機開発にも注力し、これまで以上に日本の農業の発展に貢献したいと考えています。
 —「農家第一」の考え方が多品種少量生産という貴社製品の特徴につながっているのですね。
 需要が限られて大手メーカーが手を出したがらない分野も多く、自然とみのる産業の独壇場となった製品が数多くあります。北海道ではタマネギの移植機・システムのほぼ100%が当社製、香川県などで多く使われているニンニク移植機等各種の機械。そのほか鳥取県でのラッキョウ、熊本県でのイグサ移植機など多くの産地で当社製が活躍しています。最近では高知県のショウガ産地からショウガの自動掘り取り・株分け機の開発注文も受けました。いずれも大量の注文があるわけではないのですが、産地維持のために欠かせない機械です。小さな需要にも目を配り、農家の要望を最大限くみ取った製品づくりに努めています。
 —海外戦略についてお聞かせください。
 今年、韓国へ輸出するタマネギ、ネギの移植機・システムは昨年の2倍増になりそうです。ネギ移植機は中国へも輸出しますが、将来的には現地での生産も考えます。
 —事業多角化で取り組むシイタケ栽培と緑化事業も好調ですね。
 シイタケ栽培は兵庫県豊岡市と地元赤磐市の2カ所で進め、合わせて90万菌床あります。室内の温度や湿度管理を徹底した生産で、市場で高評価を受けており、今年は6億円の売り上げを見込んでいます。作業のロボット化、管理の見える化で規模拡大を目指します。ポリエステル繊維を使った固化培土・エクセルソイルによる緑化事業は屋上、壁面緑化に最適で、オリンピックを前に東京での引き合いが増えたため社員を増員。今年は4億円の売り上げを見込んでいます。二つとも事業の柱に成長しています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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