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柔軟姿勢でものづくりに邁進
 —昨年の業況はいかがでしたか。
 日本経済は、円高と個人消費の低迷により、前半は製造業全般で景気の後退が懸念されましたが、後半は緩やかな回復基調が続きました。大企業を中心とした好況の恩恵を受けて、当社も好業績を維持することができました。主力のロール成形機や製薬用機器が引き続き好調。工作機械用ATC(自動工具交換装置)が一昨年に続き大増産となり、全社の売り上げは2年連続で計画を大きく上回りました。
 —働き方改革に力をいれています。
 取り組みの一つは、残業時間の削減です。以前から行っている残業の事前申請に加え、有給休暇の取得推進や部門間での作業応援を進め、残業削減につなげています。今年はさらに、職場ごとの状況に応じて設定できる「職場別ノー残業デー」を導入。全社員個々に業務改善を行うことで、残業時間削減と生産性の向上を同時に図る方針です。もう一つは、女性活躍の推進。働きやすい環境作りとともに、積極的な女性採用を進めます。多くの方に入社していただき、社内を活性化したいですね。
 —将来の1兆円産業と期待される木質由来の強化剤「セルロースナノファイバー」の状況は。
 可能性を秘めていながら各社が用途開発で苦労しているのが現状ですが、当社は、引き続き岡山県や産業技術総合研究所とのタイアップで開発を進めています。昨年、クリーム状に加えて粉状のサンプル提供を始めましたが、このたび建築用パテの増粘剤として採用が決まりました。また、安全靴のゴム製靴底に活用すれば、強固で滑りにくいとの評価をいただき、正式採用に向けて進んでいます。今年はターゲットを広げ、事業化に向けて大きく前進させていきたいと思います。
 —今後の抱負をお聞かせください。
 世界情勢の先行きが見通しにくく、国内外で「不透明」「不確定」「想定外」といった言葉が飛び交い、不確実性の時代に突入した感があります。そうした中でも現状を正確に捉え、あらゆる変化に柔軟に対応しながら、全社員一丸となって本業の「ものづくり」一筋に邁進(まいしん)します。「業界オンリーワン」すなわち「ダントツ1位」の製品、事業を創り出し、輝き続ける長寿の優良企業を実現するため、着実に一歩一歩前進しています。岡山でのものづくりを大切にしつつ、地域社会の発展に貢献していく考えです。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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