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長寿の優良中堅企業へ向けて
 —本年度の事業見通しについてお聞かせください。
 アベノミクスにより大企業を中心に好調な業績が続き、その恩恵を受ける形で当社の業績も向上してきました。昨年は、好調なロール成形機や製薬用機器が全社をけん引。工作機械用ATC(自動工具交換装置)で、国や都道府県からの各種補助金による特需的な受注もあり、大増産となりました。全社の売り上げも計画を大きく上回る状況です。とはいえ、中国や新興国経済の減速、米国の利上げ不安で、世界全体の景気は先行き不透明となっています。こうした情勢を見極めながら柔軟に対応し、着実に前進していきたい。会社が持続的に成長し続けるよう、高収益の体質づくりを進めます。
 —昨年、新工場が稼働しました。
 本社工場敷地内に整備した第8工場が、9月から稼働しています。金属成形用の金型である成形ロールの事業拡大を狙ったものです。同工場で、近年増えている成形ロールを含めた機械本体のオーバーホールや周辺装置のニーズに対応しています。当社の製品の多くは、お客様ごとに仕様の異なる「一品料理」。製造に経験や技能を要し、海外生産は非常に難しいため、今後も国内生産に注力するつもりです。
 —強化剤「セルロースナノファイバー(CNF)」の事業の進捗(しんちょく)状況は。
 昨年から岡山県の助成を受け、産業技術総合研究所とのタイアップで第二ステップに入っています。既にヒノキなどの木材チップやパルプを微粉砕したクリーム状のCNFの開発を終え、ゴムやプラスチック製品の強化剤としてお客様に提供しています。また、ご要望が多い粉状の開発も進め、ようやく粉体化に成功し、サンプルの提供を開始したところです。取引先や用途が広がる可能性を秘めているため、早期の商品化に向けて取り組みを加速させる方針です。
 —今後の抱負をお聞かせください。
 経営理念に掲げる、「家族的経営と変革経営で、輝き続ける中堅企業」を目指しています。全社員が一丸となって「オンリーワン」すなわち「ダントツ1位」の製品、事業を創り続ける所存です。昨年、5カ年の中期経営計画をスタートさせました。長寿の「優良中堅企業」となるため、基礎力や専門力の向上をはじめ、必要な足元固めをしていきます。引き続き「岡山でのものづくり」を大切にしながら、地域社会の発展に貢献し続けます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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