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2018トップインタビュー




創業70周年を飛躍の転機に
 —柵原鉱山の鉱車製造で創業し、3月に70周年を迎えられました。
 生産用機械や精密部品といった「モノづくり」一筋に開発型企業として歩み続けてこられたのは、取引のあるお客様や協力会社様のおかげで、心から感謝しています。また、社員の努力と協力があってこその70年です。
 景気が国内で順調に回復して世界的にも良好に推移する中、当社の業績も上昇基調であり、節目にふさわしい明るい前向きな年です。AI(人工知能)やロボットなどの技術革新で生活が大きく変わる新時代に向け、飛躍の転機にしたい。大それたことをするのではなく、技術と経験を地道に積み重ね、変化やニーズに柔軟に対応しながら着実に前進していきます。
 —IoT(モノのインターネット)の取り組み状況はいかがですか。
 実際に行動しながら試行錯誤していくことが大切です。近年導入した新生産管理システムをベースに社内の加工機を順次ネットワークでつなぎ、加工機の稼働状況を「見える化」しています。まだまだトライの段階ですが、最適な生産負荷の調整により生産性を高めていこうとしています。社外への提供では昨夏から、粉末を錠剤にする製薬用打錠金型を対象に打錠金型個別情報管理システムの販売を開始しました。金型1個ずつにICタグを埋め込み、仕様確認や生産履歴の管理などを行います。既に大手製薬会社が採用し、仕様が似た金型の誤装着の解決にも役立っています。
 —ステンレスやチタンなど非鉄金属パイプ用のロール成形機は長年、国内トップシェアを維持しています。
 自動車用マフラーやラジエーターチューブ、淡水化プラント用チタンパイプなど、非鉄金属パイプを作る成形機で、シェア1位を誇ります。小径パイプを得意とし、中でも医療用注射針の素管用造管機は約9割と圧倒的です。従来、海外展開も積極的に行っていますが、近年は需要が高まっている中国やASEAN(東南アジア諸国連合)に力を入れています。
 —経済産業省が昨年末に発表した地域未来牽引(けんいん)企業に選ばれました。
 地域経済の牽引を期待され、全国2148社、岡山県では45社の一つに選定されました。今後もお客様の声に真(しん)摯(し)に耳を傾け、喜ばれる製品づくりにまい進して地域の雇用を守っていきたい。岡山でのモノづくりを大切にし、地域社会の発展に貢献し続けます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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