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信頼いただく組織へ一層成長
 —人材育成に注力されています。
 昨年創立40周年を迎え、従業員もグループ全体で200人を超えました。組織は一見成熟へと向かっていますが、器が大きくなればなるほど、人材育成は困難になっていくものです。当会が理念とする「有機体システム思考」をすべての従業員まで浸透させていくためには、体制をブラッシュアップしていく必要があります。そこでリーダー育成システムを整えました。しっかりと理念・目的を会得したリーダーが、各部署で同様に人材育成すれば、組織はさらに成長し盤石化できます。
 —組織成長の目的は何ですか。
 現在の医療現場は建前やきれいごとではやっていけない過酷な状況にあります。まさに「乱世」であり、人間同士、本音で向き合わなければ到底信頼を得ることはできません。「有機体システム思考」は、自分イコール相手であり、なおかつ「すべて」であるという考え方。自分の周りで起きた出来事を客観視するのではなく、自分のこととして、当事者意識を持って捉えるということです。そうすれば個々の存在や考え方の多様性を認めることも可能となり、異なる価値観によって新たな創造力を生み、さらに進歩することまでも期待できます。医師も、看護師も、コ・メディカルスタッフも、普段の地位や肩書を外して一人の人として交わることで、より一層の信頼を得ることができるのです。私どもの理想の先にあるのは患者様やそのご家族、地域の皆様からの信頼をいただくこと。そのための理念・目的であり人材育成・組織の抜本革新なのです。
 —今後の精神科医療へのお考えは。
 有用な抗精神病薬の開発によって、これまで以上に早期発見・早期治療が可能になったことで、精神科医療そのものに対する意識も変化が見られています。しかし、引きこもりや不登校など社会に適合できない方々は年々増加しており、課題はまだまだ多く残されています。早急な取り組みと解決が求められるところですね。
 —地域との関わりはいかがですか。
 地域医療と福祉の現場は、これまでよりもさらに人と人とのつながりや絆を感じられるものにしていく必要があるでしょう。当会も、病院や施設という場所としての存在だけでなく、地域コミュニティーの拠点としてもより一層貢献できる場を広げ、地域の皆様の居場所としてお役に立てるよう、今後も活動してまいります。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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