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「3つのECO」進め社会貢献
 —業界の状況は、いかがでしょう。
 景気は緩やかな回復基調でしたが、今年に入り、中国経済の減速や為替の円高推移などを背景に、企業マインドや収益には厳しい環境となりました。エレクトロニクス業界では、スマートフォンや、4Kテレビなどは堅調に推移。自動車関連市場も米国や欧州などでの販売が堅調なことや、エレクトロニクス製品の実装率向上で好調を維持しました。一方、タブレットPCの販売台数は普及率の上昇が一段落したことなどにより低迷し、既存PCやデジタルカメラも停滞が続きました。
 —今後の戦略は。
 当社は、スマートフォン、タブレット型端末などの情報端末、薄型テレビといった民生機器や自動車用電子部品を製造。2020年までに、自動車・産業機器市場へのシフトを加速させ、売上比率を50%まで引き上げる目標を立てました。海外系顧客への売上比率の目標も50%に引き上げます。自動車・産業機器市場は高い品質と複雑な機能要求があり、昨年より全社品質向上活動「RPS活動(ローム・プロダクション・システム)」を進めています。七つの無駄(作りすぎ・手待ち・運搬・加工・在庫・動作・不良)を徹底的に排除する活動です。品質のレベルアップを図り、お客様満足度を向上させます。現場で必要な各指標の見える化を進めて生産効率を上げ、製品のリードタイム半減化を図ります。また、マレーシア工場で、昨年6月に着工し今年8月に竣工(しゅんこう)予定の新棟立ち上げプロジェクトの支援も全力で進めます。
 —企業活動について、どのように考えておられますか。
 社会的課題を解決しつつ、企業活動を実践していくCSV(共通価値の創造)という考え方が広がっていますが、われわれには決して新しい取り組みではありません。品質を第一としたモノづくりを通して、文化の進歩向上に貢献する企業活動を続けてきているからです。この活動を今一度、肝に銘じ、ロームグループ全社運動としていくため、新たに3つのECOを揚げました。「環境配慮、省エネルギー、安心・安全・快適」です。全ての社員が企業目的、経営基本方針を遂行し、心技体でバランスのとれた人材を育て、高品質で公正な企業活動を進め、社会に貢献していきます。それが社員の自信と誇りを高め、新たな挑戦を生み出すと信じています。この好循環を積み重ね、成長していきたいと考えています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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