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マレーシアに新工場棟が完成
 —業界の状況は、いかがですか。
 昨年前半は、急激な円高の進行が企業業績に悪影響を及ぼしましたが、後半は一転して円安傾向となり、輸出関連企業に好影響を与えました。自動車関連市場については、欧州や中国、インドなどで好調に推移したことや、エレクトロニクス製品の実装率が向上したことなどから堅調でした。産業機器関連市場については、中国経済の回復などに支えられ改善傾向です。スマートフォン市場は堅調に推移しましたが、PCやTV市場などは厳しい状況が続きました。自動車、産業機器関連市場、通信関連市場向けの需要増に備え、生産能力の拡大を図っています。
 —マレーシアの新棟はどうですか。
 昨年10月、マレーシア北部ケランタン州コタバル市にある製造子会社ローム・ワコー・エレクトロニクス・マレーシアで、新棟が完成。地上3階建てで、延べ3万8250平方メートル。ロームグループの中では最大規模の工場棟です。クリーンルームの空調方式も見直し、LED照明を採用。ファンモーターなど高効率の空調設備を導入し、既存棟に比べCO2の排出量を大幅に削減しました。省エネ化に努め、洪水対策なども万全のBCM(事業継続マネジメント)体制を整えています。生産品目は、ダイオードとLEDです。用途は、電子化比率の飛躍的な拡大が予測される自動車、産業機器関連市場です。スマートフォンやタブレット端末をはじめとする通信分野で広く使われる小信号ダイオード市場では、世界トップシェアを誇っています。新棟完成で、ダイオードの生産能力は約2倍に。今年3月には、マレーシアのムスタファ国際通商産業大臣をはじめ地元関係者のご出席をいただき、オープニング式典を開きました。今後もケランタン州とコタバル市の発展に貢献し、ともに歩んでいきたいと考えております。
 —企業活動についての考え方は。
 CSV(共通価値の創造)により社会と企業の価値を共有することです。社会に役立つ製品を提供し、当社も利益を得る活動です。ロームグループ全社運動として環境配慮、省エネルギー、安心・安全・快適という三つのエコを揚げています。これらを実現する革新的なモノづくりを行えば、お客様にも満足いただけ、社会貢献もできます。社員一人一人の自信と誇りになり、新たな挑戦を生み出す原動力にもなります。この好循環を積み重ねることが、成長にもつながると考えております。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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