西日本各地の地方新聞社発行エリアには、人口流出や高齢化などの課題を抱えつつも、ふるさとの魅力をしっかりと継承する地域が数多くあります。
そこへたくさんの人々に足を運んでもらえれば、地域に持続的な発展をもたらすきっかけが生まれると考え、多様な方々が「ふるさと」を堪能してもらえるよう、西日本の6地方新聞社(北國新聞社、福井新聞社、京都新聞、神戸新聞社、山陽新聞社、中国新聞社)で連携してとっておきの地域情報をお届けするプロジェクトを開始します。
第一弾の舞台は岡山県北西部にある新見市(にいみし)。「ふるさとの光」発見プロジェクトは地域課題の解決、さらには地域経済活性化に資するプロジェクトとして実施します。
岡山県の西北端、広島、鳥取の両県に隣接する新見市。中国山地の脊梁地帯にあり、総面積の86%を森林が占める自然豊かな街です。
石灰岩が長年の侵食や風化でできた「カルスト」と呼ばれる特殊な地形で、その風土や寒暖差を活かしピオーネやワイン、紅茶なども生産。鍾乳洞や湿原、天然温泉、スキー場など自然資源にも溢れ、デビューしたての「新型やくも」や、今秋初開催の「森の芸術祭 晴れの国・岡山」など旬の話題も豊富です。
今回はそんな新見を舞台に、当地と多様な関わりを持つ4組の方々から「ふるさとの光」をキーワードにおすすめスポットやポイントをご紹介いただき、「ローカルフード」「自然」「歴史」の3テーマで旅の提案「ふるさとプラン」を造成しました。
株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ取締役会長 宮長 雅人 氏
写真家 中川 正子 氏
岡山大学研究・イノベーション共創機構准教授 岩淵 泰 氏
新見公立大学学生有志