※作品保護のため、一部展示替えがあります。 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 〈葛飾北斎/画 1831〜33年(天保2〜4年)頃〉は6月14日〜7月7日の展示です。
浮世絵風景画の名手である葛飾北斎(1760―1849)と歌川広重(1797―1858)。大胆な構図で知られる北斎、叙情性豊かな描写が際立つ広重、他の追随を許さないこの二人は、いかにして名作を生み出したのでしょうか。北斎は70年におよぶ画業の中で多様な制作活動を続けながら、そのひとつの到達点として「冨嶽三十六景」をつくりました。一方、本作の刊行当時、いまだヒット作のない一介の絵師であった広重ですが、それ以後「東海道五拾三次之内」のように、北斎とは異なる方向で自らの画境を切り開いていきます。
本展では、江戸東京博物館の所蔵する作品から、北斎の「冨嶽三十六景」全46点のほか、「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」といった広重風景画の名作など、計213件を一挙公開し、二人の絵師の挑戦をたどります。
作品保護のため、下記の「冨嶽三十六景」3点は展示替えがあります。
※6月14日~30日は3点とも公開。「冨嶽三十六景」全46図すべて登場します。
作品はすべて東京都江戸東京博物館蔵
1,200円
1,300円
2,400円
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