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- 部門紹介 -

新事業戦略本部 新事業戦略室 新ビジネスを創出、発掘

 デジタル技術の進展を背景に価値観やニーズ、市場環境が大きく変容する中、次代を見据えた新規ビジネスの創出、発掘を最大のミッションとするのが新事業戦略室です。情報の収集、加工、発信という新聞社が持つコア・コンピタンス(核となる競争力)をベースに、医療・福祉や教育、地域スポーツと創刊以来140年余の歴史とともに深掘りしてきた分野で事業領域の拡大を検討。異業種との協業や有望なスタートアップへの投資、М&Aといったあらゆる選択肢を排除することなく、柔軟かつ斬新な視点で新たな収益モデルの確立に挑みます。

デジタル推進局 デジタルで将来の基盤づくり

 社会のデジタル化に企業はどう対応していくのか。新聞社も例外ではありません。ビジネス開発局では「デジタル統括室」「DX技術支援室」「知財事業部」の4セクションが連携し、新時代にふさわしいメディア企業体へ進化するための基盤づくりに取り組んでいます。

DX技術支援室 情報インフラを構築

 DX技術支援室は、日々の情報発信や事業継続に不可欠な社内情報インフラ、ネットワークの構築・管理を担います。既存事業の生産性向上、業務改善にもITエンジニアが積極的にかかわり、データとデジタル技術を活用した業務、組織、サービスの変革に取り組んでいます。増加の一途をたどるサイバー攻撃への警戒も重要な業務で、万一の際はDX技術支援室のメンバーらでつくるCSIRT(Computer Security Incident Response Team)が即応します。

知財事業部 記事・紙面DBを制作

 郷土の歩み、人々の営みをつづる新聞記事や紙面は地域史そのものであり、次代へ引き継ぐべき大切な資産です。知財事業部では記事や写真、紙面を検索できるデータベース(DB)サービス「Sandex(サンデックス)」を制作、販売しています。記事、写真は約30年前までさかのぼることができ、図書館や企業、教育機関などに有料で提供しています。個人・団体による本社著作物の2次利用の受け付けや、地域に根差したテーマを中心とする出版事業も行っています。

デジタル統括室 ID事業の可能性追求

 日々進化するテクノロジーを全社的視点で研究し、グループでの利活用を図るのがデジタル統括室のミッションです。その核となるのがオンライン共通ID「山陽新聞ID」。登録(無料)すると、電子版「山陽新聞デジタル」の有料会員向け記事を月5本まで無料で読めるほか、速報メールやお得情報満載のメールマガジンが受け取れます。新聞読者を中心とする会員組織「さん太クラブ」とのサービス連携、向上を図りつつ、デジタル事業の可能性を追求しています。