大盛況 席上揮毫・ギャラリートーク③

 第51回日本の書展・第44回岡山県の書展で復活した席上揮毫とギャラリートーク。15日ではともに日展会員の寺坂昌三先生と澤田虚遊先生が登場しました。

terasaka01.jpg 寺坂先生は紙のサイズを変えながら、1首、3首と字の大きさの変化を書き分け、最後は1枚の縦紙に字の大きさを変えながら書き分けてみせました。

terasaka02.jpg ギャラリートークでは、師匠でもある黒田賢一先生の作品を主に解説。淡墨の使い方や字の大きさの使い分けなどをていねいに説明しました。

sawada01.jpg 一方、漢字作家の澤田先生は、書壇代表の作品として展示している「神韻」を展示作品とは違う大きな紙に揮毫したり、強い線の引き方などを実際に書いて説明しました。

sawada02.jpg ギャラリートークでは、巨匠の90歳台の先生方の力強い作品をなどを解説し、根底にある技術面を深堀りしました。

 席上揮毫とギャラリートークには合わせて200人の観客が集まり、会場は大いににぎわいました。