第52回日本の書展・第45回岡山県の書展 第4日
第52回日本の書展・第45回岡山県の書展第4日は19日、天満屋岡山店で始まりました。この日から2期に入り、日本の書展の書壇代表と岡山県の書展の秀作作家Ⅱ、選抜展が展示替えとなりました。
第4日のスタートを切ったのは岡山県書道連盟の松嶋碧山副会長による席上揮毫。独立所人団で大字をよく書かれる松嶋副会長。席上揮毫でも大字を中心にダイナミックな作品を書き上げて観衆を魅了していました。その後、ギャラリートークでは日本を代表する書家の作品を鑑賞するにあたってのヒントを、的確に伝えていました。
第4日の午後からは、岡山県書道連盟の寺坂昌三会長代行(日展会員)が席上揮毫とギャラリートークを行いました。席上揮毫で寺坂会長代行は大字仮名と調和体を揮毫。構成方法や調和体の題材を得れぶ歳に注意していることなどを解説しました。
その後のギャラリートークでは、巨匠作品を前に筆遣いや散らし書きの妙、質の違う線の組み合わせ方などを分かりやすく説明し、書の鑑賞の楽しみ方を説いていました。また、岡山県の書展のコーナーでは自作解説もありました。
第5日の20日は、午前中に岡山県書道連盟の横田仙春副会長が、午後は大平邑峰副会長が席上揮毫とギャラリートークを行います。