総社で髙木聖雨展

 日本の書展を主催する全国書美術振興会代表理事・理事長で総社市出身の書家・髙木聖雨さんの文化功労者選出を記念した企画展「文化功労者 髙木聖雨~魅せる書の歩み~」が9月14日、総社吉備路文化館で始まりました。

wIMG_6497.jpg 展覧会には髙木聖雨さんが総社市や総社市文化振興財団などに寄贈した作品39点を展示。1994年の日展で初めて特選を受賞した「天馬」から2020年の近作までを年代別に展観しています。

wIMG_6503.jpg 初日の14日には、開会式が行われた後、髙木聖雨さんが自作を解説。それぞれの作品を前に、制作意図や見どころ、それに制作当時の思い出話を来場者に話しました。初めての特選作品等なかなか見ることのできない作品も多く、来場した書道関係者は興味深くトークを聞いていました。

 同展の会期は11月16日まで。毎週月曜日休館。9月28日と10月18日、11月2日には13時半から学芸員によるギャラリートークが行われます。