第78回全日本アマ将棋名人戦岡山県予選は７月１４日、岡山市の山陽新聞社本社大会議室で行われ、高山正樹さん（倉敷市）が連覇を果たしました。

　岡山県予選には備前、備中、美作地区予選を勝ち抜いた８５人が出場。準々決勝までに昨年のベスト８のシード選手が３人しか残らない大混戦となりました。その中で第１シードの高山さんと、第３シードで春の支部名人戦県予選優勝の羽仁豊さん（倉敷市）が地力を発揮し、決勝に勝ち上がりました。決勝では１９０手を超える激闘を高山さんが制し連覇を達成しました。

　３位には前島怜さん（岡山市）と福島直理さん（倉敷市）が、５位には沖幹生さん（浅口市）、古江祐也さん（倉敷市）、土山泰輝さん（美咲町）、博田哲広さん（岡山市）が入りました。

　優勝の高山さんと準優勝の羽仁さんは９月に東京である第７８回全日本アマ将棋名人戦に出場します。

◆全日本アマ将棋名人戦岡山県代表コメント◆

高山さん...前回の全日本では予選を勝ち上がり本戦まで行けたが、本戦１回戦で全国の厚い壁に跳ね返された。なんとか雪辱できれば。

羽仁さん...初めて岡山県代表になって以来、長い間ベスト４の壁を破れずにいたので、何とか代表をつかみ取れて本当に良かった。初出場の時は思うように指せなかったので、今回は納得できる結果を残したい。