烏城が代表独占 支部将棋対抗・名人・シニア名人戦 県予選
日本将棋連盟の第54回全国支部対抗戦・支部名人戦と第32回全国シニア名人戦の岡山県予選が3月9日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれました。3人一組の団体で争う支部対抗戦は烏城(藤井慎也さん、利根川浩一さん、多田佳生さん)、個人戦の支部名人戦(A級)は植田吉則さん=烏城=シニア名人戦は河村茂雄さん=烏城=が優勝。烏城支部勢が西地区大会出場枠を独占しました。
大会には県内各支部と個人支部の合わせて87人、11チームが出場。いずれも持ち時間各20分(時間切れ後30秒の秒読み)で、対抗戦とA級、シニア名人戦は予選と決勝トーナメントで争われました。
対抗戦烏城支部チームは決勝トーナメント準決勝で笠岡を決勝では、準決勝で津山Bに勝った津山Aと対戦。津山Aを3-0で下して代表権を手にしました。
支部名人戦は、準々決勝で昨年の優勝者・羽仁豊さん=倉敷支部=を下すと、準決勝で2018、2019年大会連覇の沖幹生さん=笠岡=に勝ち、決勝に進出。決勝では、一昨年の覇者・高山正樹さん=倉敷=を下し勢いに乗る高石雅人さん=岡南=を押し切り、2017年大会以来の優勝を手にしました。シニア名人戦優勝の河村さんは2022年以来の代表権を手にしました。
一方、22人が参加して行われた個人戦B級は脇田敬輔さん=岡北=が優勝しました。
代表1チーム、2個人が参加する西地区大会は4月18~20日に神戸市で開かれます。