羽仁さんV 全日本アマ名人戦県予選 一般戦は植田さん
第79回全日本アマ将棋名人戦岡山県予選(A級)は7月13日、岡山市柳町の山陽新聞社本社で開かれ、羽仁豊さん=倉敷市=が優勝し、全国大会出場権を手にしました。(組み合わせの画像をクリックすると拡大画面が出ます)
全日本アマ将棋名人戦岡山県予選には県内の3地区予選を勝ち抜いた82人と昨年ベスト8以上の6人の合わせて88が参加しました。今年から全国大会枠が2から1に減って、過酷な全国大会出場権争いが繰り広げられました。
大会では地区予選から勝ち上がった参加者が健闘、シード勢が8強を待たずに敗退する波乱の多い展開となりました。昨年2位の羽仁さんは、ただ一人シード勢で勝ち進み、準決勝で塚本裕貴さん=倉敷市、決勝で𠮷本晃さん=同=の今大会大健闘の倉敷市役所勢を破り、優勝を手にしました。3位には塚本さんと植田吉則さん=岡山市=が、5位には坂口拓都さん=同、難波隆成さん=同、南充俊さん=同、川森成輝さん=倉敷市=が入りました。
一方、同時に開催された2025年岡山県一般将棋大会(B級)には、3地区予選を勝ち抜いた42人が参加しました。決勝は69歳の誕生日の植田浩一さん=総社市=と小学校4年生・9歳の福島伊織さん=玉野市=の対戦となりました。「取りこぼさないよう丁寧に指すことを心掛けた」という植田さんが、福島さんに勝ち、バースデーVを果たしました。3位には原田健史さん=倉敷市、池上紳一さん=岡山市=が入りました。