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概要
- 会期
- 2021年2月10日[水]~3月14日[日]
休館日 2月15日[月]/3月1日[月]/3月8日[月]
※会期中に一部展示替を行います。 - 開館時間
- 9時−17時
※入館は閉館の30分前まで
2月27日[土]は9時−19時 - 当日券
-
- ■一般
1,500円 - 65歳以上
1,300円 - 大学·専門学校生
1,000円 - 高校生600円/
中学生以下無料
※本展観覧券で同時開催の「岡山の美術」展もご覧いただけます。 - ■一般
- 前売券 ※前売券の販売は終了しました
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- ■1,300円
一般のみ 1月8日~2月9日 - ■ペア前売券2,500円
ローソンチケット限定 1月8日〜2月9日
- ■1,300円
- 会場以外の当日券販売所
- マスクの着用をお願いします。
- 入口で検温を行います。
- 密を避けるため、順路等に従ってお進みください。
- 展示会場に入る前に来館者カードの記入をお願いします。会場に記入コーナーがありますが、事前に記入したものをお持ちいただければスムーズにご入場いただけます。来館者カードはこちら(PDF)。
- アクセス
- 岡山県立美術館
-
- 〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
- 086-225-4800
- 086-224-0648
- kenbi@pref.okayama.lg.jp
- https://okayama-kenbi.info/
- 主催
- 岡山県立美術館 https://okayama-kenbi.info/
山陽新聞社 https://c.sanyonews.jp/
RSK山陽放送 https://www.rsk.co.jp/ - 特別協賛
公式Twitter
イベント情報
創作舞踊公演「旅路の果てー雪舟《山水図》よりー」&WS「雪舟・玉堂エクササイズ」
2月28日、岡山県立美術館中庭で同ダンス部と尺八奏者・岸本寿男氏のコラボによる「溌墨ライブパフォーマンス―舞痕淋漓」が行われました。
YouTubeにて動画を公開しています。下記アドレスよりぜひご覧ください。
https://youtu.be/iBnvtyeBzkw
記念講演会 「わかってあげよう雪舟と玉堂」
- 講師
- 島尾新氏(学習院大学教授)
- 日時
- 2月13日[土]13時30分―15時
- 場所
- 岡山県立美術館2階ホール
- 定員
- 180名(事前申し込み制)
- 申し込み方法
- メール・はがき・FAXのいずれかで、
①郵便番号・住所 ②氏名(参加者全員) ③電話番号
以上を明記のうえ、岡山県立美術館「雪舟と玉堂展 記念講演会係」までお申し込みください。
応募多数の場合は抽選とし、当選者のみに聴講券をお送りします。 - 締め切り
- 1月29日[金]必着
- 申し込み先
- 岡山県立美術館
〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
Tel: 086-225-4800 Fax: 086-224-0648
E-mail: kenbi@pref.okayama.lg.jp - ご注意
- ホール入場の際は観覧券か半券の提示が必要です。
①担当学芸員が語る雪舟
- 講師
- 八田真理子(学芸員)
- 日時
- 2月19日[金]13時30分―15時
- 場所
- 岡山県立美術館2階ホール
- 定員
- 180名
- 受付
- 当日12時30分開場、先着順。要観覧券か半券。
②担当学芸員が語る玉堂
- 講師
- 守安收(館長)
- 日時
- 2月26日[金]13時30分―15時
- 場所
- 岡山県立美術館2階ホール
- 定員
- 180名
- 受付
- 当日12時30分開場、先着順。要観覧券か半券。
岡山生まれの水墨画家といえば?
雪舟と玉堂です。
室町時代の備中赤浜(現在の岡山県総社市)出身で、明時代の中国留学も果たした禅僧・雪舟等楊(1420〜1506?)。江戸時代の岡山城下天神山(現在の岡山市北区)に生まれ、琴を奏でた文人・浦上玉堂(1745〜1820)。雪舟は10代頃、玉堂は50歳で岡山を旅立ってから、多くの出会いを経験しながら日本各地で活躍しました。それぞれにユニークな人生の魅力もさることながら、時代に先駆けた彼らの作品群は、今なお私たちに新鮮な感動をもたらします。
本展は雪舟生誕600年と玉堂没後200年を記念して、日本美術史上で燦然と輝く巨匠ふたりに揃って「里帰り」してもらうという、これまでにない企画です。さらにこのたびは門外不出の名宝である雪舟《四季山水図巻》(国宝・毛利博物館)を特別に迎え、国宝7点を含む160点を展観します。これら名品の数々によって、彼らの創意工夫や強烈な個性、そして意外な共通点が明らかになるとともに、水墨画の真髄に触れていただけることでしょう。
雪舟等楊(せっしゅう・とうよう1420-1506?)
室町時代の画僧。備中赤浜(総社市)に生まれる。臨済宗東福寺派の井山宝福寺(総社市)で修行したのちに京都へ移り、相国寺で画を周文に学んだ。35歳頃に京都から周防(山口県)に移り、38歳頃に「拙宗等揚」から雪舟等楊へと改号したとみられる。48歳、遣明船で明時代の中国へ渡り、帰国後は大分で活動する。65歳以前には山口へ戻り、以後同地を活動拠点として作品制作や弟子の育成に励んだ。重玄寺(井原市)で没したとも伝わる。
浦上玉堂(うらかみ・ぎょくどう1745-1820)
江戸時代中後期の文人画家、琴士。備中鴨方藩士の子として岡山城下天神山(岡山市北区)の藩邸内(岡山県立美術館の地)で生まれる。玉堂という号は35歳時に入手した七絃琴の刻銘「玉堂清韻」にちなむ。画業には40歳頃より本格的に打ち込みはじめた。50歳の時、息子である春琴と秋琴を連れて脱藩する。諸国遍歴の後、67歳時からは長男春琴と京都で同居し、琴詩書画や文人との交流を楽しみながら晩年を過ごした。
音楽家ならではのリズミカルな線
重要文化財 玉堂《煙霞帖》
1811年頃/梅澤記念館
心の中の世界を表現
玉堂《山澗読易図》
19世紀初期/岡山県立美術館
岡山にいた頃の初期作
重要文化財 玉堂《山中結廬図》
1792年/東京国立博物館
しっとりした空気を描きだした名品
重要文化財 玉堂《山雨染衣図》
19世紀初期
仏教の画題でも型にはまらない
国宝 雪舟《慧可断臂図》
15世紀/愛知県・齊年寺/全期間展示
小さな画面に広がる奥深く不思議な風景
国宝 雪舟《秋冬山水図》
15世紀/東京国立博物館/展示期間2月10日~28日
雪舟得意の夏珪スタイル
雪舟《倣夏珪山水図》
15世紀/全期間展示