これまで本展につきましては郵送による図録販売を見合わせておりましたが、遠方のお客さまより要望が多く寄せられたため、販売を行うことにいたしました。税込み2500円。
お問い合わせは 山陽新聞社事業本部(086-803-8015 平日9:30~17:30)まで。
※お支払いは銀行振込(前払い)です。振込口座についてはお電話でご確認ください。振込手数料はお客様のご負担となります。振込が確認でき次第、着払いの宅急便で発送いたします。
※商品に欠陥がある場合を除き返品には応じません。
※お申込みいただいた個人情報は、この企画以外には使用いたしません。

概要

会期
2021年2月10日[水]~3月14日[日]
休館日 2月15日[月]/3月1日[月]/3月8日[月]
※会期中に一部展示替を行います。
開館時間
9時−17時
※入館は閉館の30分前まで
2月27日[土]は9時−19時
当日券
  • ■一般
    1,500円
  • 65歳以上
    1,300円
  • 大学·専門学校生
    1,000円
  • 高校生600円/
    中学生以下無料
年齢や所属を確認できる証明書や学生証等をご持参ください。
※本展観覧券で同時開催の「岡山の美術」展もご覧いただけます。
前売券 ※前売券の販売は終了しました
  • ■1,300円
    一般のみ 1月8日~2月9日
  • ■ペア前売券2,500円
    ローソンチケット限定 1月8日〜2月9日
会場以外の当日券販売所

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場で以下の取り組みを行います。ご協力をお願いいたします。
  • マスクの着用をお願いします。
  • 入口で検温を行います。
  • 密を避けるため、順路等に従ってお進みください。
  • 展示会場に入る前に来館者カードの記入をお願いします。会場に記入コーナーがありますが、事前に記入したものをお持ちいただければスムーズにご入場いただけます。来館者カードはこちら(PDF)
アクセス
岡山県立美術館
主催
岡山県立美術館 https://okayama-kenbi.info/
山陽新聞社 https://c.sanyonews.jp/
RSK山陽放送 https://www.rsk.co.jp/
特別協賛
東洋重機工業株式会社

公式Twitter

関連ニュース

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イベント情報

公演・ワークショップこのイベントは終了しました
創作舞踊公演「旅路の果てー雪舟《山水図》よりー」&WS「雪舟・玉堂エクササイズ」
IPU環太平洋大学ダンス部による創作舞踊公演「旅路の果てー雪舟《山水図》よりー」&WS「雪舟・玉堂エクササイズ」 が3月6日、岡山県立美術館2階ホールで行われました。その模様をご紹介します。
講演会このイベントは終了しました
記念講演会 「わかってあげよう雪舟と玉堂」
講師
島尾新氏(学習院大学教授)
日時
2月13日[土]13時30分―15時
場所
岡山県立美術館2階ホール
定員
180名(事前申し込み制)
申し込み方法
メール・はがき・FAXのいずれかで、
①郵便番号・住所 ②氏名(参加者全員) ③電話番号
以上を明記のうえ、岡山県立美術館「雪舟と玉堂展 記念講演会係」までお申し込みください。
応募多数の場合は抽選とし、当選者のみに聴講券をお送りします。
締め切り
1月29日[金]必着
申し込み先
岡山県立美術館
〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
Tel: 086-225-4800 Fax: 086-224-0648
E-mail: kenbi@pref.okayama.lg.jp
ご注意
ホール入場の際は観覧券か半券の提示が必要です。
講演会このイベントは終了しました
①担当学芸員が語る雪舟
講師
八田真理子(学芸員)
日時
2月19日[金]13時30分―15時
場所
岡山県立美術館2階ホール
定員
180名
受付
当日12時30分開場、先着順。要観覧券か半券。
講演会このイベントは終了しました
②担当学芸員が語る玉堂
講師
守安收(館長)
日時
2月26日[金]13時30分―15時
場所
岡山県立美術館2階ホール
定員
180名
受付
当日12時30分開場、先着順。要観覧券か半券。
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岡山生まれの水墨画家といえば?

雪舟と玉堂です。

 室町時代の備中赤浜(現在の岡山県総社市)出身で、明時代の中国留学も果たした禅僧・雪舟等楊(1420〜1506?)。江戸時代の岡山城下天神山(現在の岡山市北区)に生まれ、琴を奏でた文人・浦上玉堂(1745〜1820)。雪舟は10代頃、玉堂は50歳で岡山を旅立ってから、多くの出会いを経験しながら日本各地で活躍しました。それぞれにユニークな人生の魅力もさることながら、時代に先駆けた彼らの作品群は、今なお私たちに新鮮な感動をもたらします。
 本展は雪舟生誕600年と玉堂没後200年を記念して、日本美術史上で燦然と輝く巨匠ふたりに揃って「里帰り」してもらうという、これまでにない企画です。さらにこのたびは門外不出の名宝である雪舟《四季山水図巻》(国宝・毛利博物館)を特別に迎え、国宝7点を含む160点を展観します。これら名品の数々によって、彼らの創意工夫や強烈な個性、そして意外な共通点が明らかになるとともに、水墨画の真髄に触れていただけることでしょう。

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雪舟等楊(せっしゅう・とうよう1420-1506?)

 室町時代の画僧。備中赤浜(総社市)に生まれる。臨済宗東福寺派の井山宝福寺(総社市)で修行したのちに京都へ移り、相国寺で画を周文に学んだ。35歳頃に京都から周防(山口県)に移り、38歳頃に「拙宗等揚」から雪舟等楊へと改号したとみられる。48歳、遣明船で明時代の中国へ渡り、帰国後は大分で活動する。65歳以前には山口へ戻り、以後同地を活動拠点として作品制作や弟子の育成に励んだ。重玄寺(井原市)で没したとも伝わる。

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浦上玉堂(うらかみ・ぎょくどう1745-1820)

 江戸時代中後期の文人画家、琴士。備中鴨方藩士の子として岡山城下天神山(岡山市北区)の藩邸内(岡山県立美術館の地)で生まれる。玉堂という号は35歳時に入手した七絃琴の刻銘「玉堂清韻」にちなむ。画業には40歳頃より本格的に打ち込みはじめた。50歳の時、息子である春琴と秋琴を連れて脱藩する。諸国遍歴の後、67歳時からは長男春琴と京都で同居し、琴詩書画や文人との交流を楽しみながら晩年を過ごした。

音楽家ならではのリズミカルな線

重要文化財 玉堂《煙霞帖》

1811年頃/梅澤記念館

心の中の世界を表現

玉堂《山澗読易図》

19世紀初期/岡山県立美術館

岡山にいた頃の初期作

重要文化財 玉堂《山中結廬図》

1792年/東京国立博物館

しっとりした空気を描きだした名品

重要文化財 玉堂《山雨染衣図》

19世紀初期

仏教の画題でも型にはまらない

国宝 雪舟《慧可断臂図》

15世紀/愛知県・齊年寺/全期間展示

小さな画面に広がる奥深く不思議な風景

国宝 雪舟《秋冬山水図》

15世紀/東京国立博物館/展示期間2月10日~28日

雪舟得意の夏珪スタイル

雪舟《倣夏珪山水図》

15世紀/全期間展示