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西日本豪雨から2年
西日本豪雨から2年
2018年7月、岡山県に戦後最大級の水害をもたらした西日本豪雨。被害が大きかった倉敷市真備町地区を中心に河川決壊や土砂崩れが同時多発し、死者61人(関連死除く)、住宅全半壊計8195棟、床上・床下浸水計7058棟という甚大な被害を生んだ。災害から2年たった今も、県内の被災地では住宅改修や店舗再開など復興に向けた懸命な取り組みが続く。被災地の2年目を追った―。
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言葉で振り返る2年
山陽新聞紙面で2018年7月6日~20年6月15日に掲載された豪雨関連記事1万2121本を、文字データを解析するプログラムを活用して分析。その結果を基に、多く使われていた災害関連の言葉(名詞)を大きく表示するなど可視化し、言葉の変化の流れをアニメーションにした。この2年間で「西日本豪雨」は1万2779回、「被害」は7302回、「被災」は6690回使われていた。
発生直後に「土砂崩れ」「浸水」「救助」といった緊迫した被災現場の模様を伝える単語が目立った後、多くの被害を出した「真備」や「ボランティア」「支援」といった復旧活動を連想させる言葉が頻出。半年を過ぎると「復興」の使用頻度が高まるとともに、「相談」「対策」「防災」などの生活再建や将来のまちづくりに関係する言葉が多く見られている。最近では、被災地に追い打ちをかける「新型コロナウイルス」も増えていることが分かる。
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倉敷市真備町地区の人口推移
西日本豪雨で町域の約3割に当たる1200ヘクタールが水没した倉敷市真備町地区。2018年6月末に2万2797人だった人口は、被災を境に減少の一途をたどり、19年5月末には2万568人になった。その後は全半壊住宅の建て替え、修繕が進むなど、まちは活気を取り戻しつつあるが、人口は微増の2万686人(20年6月末)にとどまっている。