岡山市中区富山地区の住民、中学生ら55人が、公民館近くを流れる倉安川と用水路の清掃活動を行いました。
約2キロ区間を1時間清掃。参加者は水草に隠れていたペットボトルや食品トレーを火ばさみで回収したり、空き缶やポリ袋を網ですくい上げたりして次々と拾い集めました。ビニール傘やコーン標識などの〝大物〟も見つかり、慎重に引き上げていました。
合計で73・5キロのごみを集め、プラスチックごみや空き缶、空き瓶、金属など10種類に分類。参加者は「倉安川にこんなにごみが沈んでいるとは」「海に流れ出る前に回収できて安心した」などと話していました。
清掃活動は、瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指し、山陽新聞社が地域と進める吉備の環アクション「里海 未来へ」の一環。岡山県や日本財団でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成を受けて開催しました。