岡山市立東公民館(同市中区高屋)と山陽新聞社は深刻な海ごみの削減を目指し、同市中区長岡の財田小周辺の用水路の清掃を行いました。岡山トヨタ自動車東岡山支店(同乙多見)社員をはじめ、地域住民や環太平洋大の学生ら約30人が参加し、50キロのごみを集めました。
清掃場所の用水路は住宅密集地を流れることから、多くのごみが散乱した状態でした。放っておけば、ごみは下流の百間川や瀬戸内海にそのまま流れ込むことから、上流の用水路の段階で回収する試みです。
百間川流域のごみを回収するプロジェクトで、8月下旬のワークショップに続く2回目の活動です。参加者の1人は「ポリ袋や段ボールが多かった。ごみを拾ってきれいになった用水路を見て、さわやかな気持ちになった」と話しました。
岡山県や日本財団でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成事業として行われました。