
平凡な会社員が元禄元年(1688年)創業の酒蔵11代目に。酒の知識は乏しかったが、このままではダメだと感じていた。全国の酒蔵を回り、ようやく気が付いた。真似をしても仕方がない、目指すものは“ザ・地酒”。地元の酒米と水にこだわる。それが地酒ではないか。岡山には素晴らしい素材がある。“雄町米”と“雄町の冷泉”だけで酒を造ると決めた。若い人も地元をよく知って、愛してほしい。誇れるものはまだまだたくさんあるはず。
海外での高い評価をいただき自信を深めた。私は杜氏ではない、自分は指揮者だと思っている。
楽其自然 あるがままを楽しむ







