INTERNSHIP

- インターンシップ -

 山陽新聞社の2016年夏季インターンシップは、岡山大学法学部、早稲田大学、明治大学のマスコミに興味、関心のある大学3年生4名の方に参加していただきました。期間は8月22日から9月2日までの2週間、編集局で新聞記者体験をしました。参加したのは、坂田詩歩さん(岡山大)、山本麻結さん(同)、英佳那さん(早大)、齋藤舜介さん(明大)。編集局幹部の全体指揮のもと、各人が決めた取材テーマに沿って、取材先とのアポイント、現地での取材、写真撮影、記事執筆など記者の仕事の流れを体感。今回の実習の成果として、9月中に全員の署名入り記事が本紙に掲載されました。

取材テーマは以下の通りです。

・坂田さん「岡山県内JR駅のインバウンド(海外からの誘客)対応状況」
・山本さん「岡山市内の人気スイーツ専門店紹介」
・英さん「岡山の防災意識を高めるには」
・齋藤さん「酒米・雄町米の魅力、展望」

インターンシップ参加学生さんの声(順不同)

 インターンシップ期間中は毎日が新鮮であり、そして試行錯誤の連続だった。名刺を持って取材に行き、初めて会う人からいろいろな話を聞けるのはとても楽しかった。しかし、それを記事としてまとめるのは本当に難しかった。
 毎日多くのニュースが掲載される新聞で、なぜ今それを記事にするのか、またそれは読者に伝える価値のある内容なのかを考えなくてはならない。取材をして原稿を書いていく中で、「新聞の記事として伝える」ということの意味を考えさせられた。
 山陽新聞社のインターンシップ生として行動することで、社会人としての振る舞い方についても勉強させていただいた。記者の仕事を間近で見て、直接話を聞いて、新聞記者という仕事の大変さ、面白さを自分なりに理解した。記者体験の実習を通して、その一部を感じられた。 自分の記事が載った朝刊は、朝一番に確認して何度も目を通した。2週間の経験が目に見える形として残り、とてもうれしく思っている。

坂田詩歩さん(岡山大)

 岡山中央警察署の記者クラブで記者の方に記事の書き方のコツなどを習っている時、近くで火災が発生、その現場まで同行させていただいた。現場の緊迫した空気や、他の新聞社やテレビ局が現場周辺にいた住民の方に取材をしている場面を間近で見て、記者の仕事を肌で感じた。
 実際にアポイントを取って取材に行くことはとても緊張した。頭の中にある記事のイメージを簡潔かつ分かりやすく言葉にすることは大変だったが、記者、デスクにアドバイスをいただきながら、何とか一本の記事を書き上げることができた。普段何気なく読んでいる一本の記事を書くのがこれほど難しいとは思わなかった。
 「記者の仕事は毎日が違う。同じ日なんて一日もない」という記者の話がとても印象に残っている。本当に貴重な体験ができた。

山本麻結さん(岡山大)

 自分でテーマを決め、取材し記事を書く。アポ取りから記事の執筆まで全て自分でしなければいけない山陽新聞社のインターンシップ。大変ではあったが、なかなかこんな機会はない。もちろん、取材したことや自分が書いた記事は毎日、記者やデスクに確認していただくので、不安に思うことがあってもきちんと相談、解決できた。
 もともと新聞記者志望の私にとっては、濃密、かつあっという間の2週間だった。「取材をするときにどんなことに注意しているのだろう?」「記事を書くときに気をつけることは?」「事前にどんな準備が必要なのか?」といった仕事をする上での必要な心構えも知ることができた。記者に求められる資質、素養を知った。「10を聞いて1を書く」というのが記者の仕事という言葉が印象に残る。問題意識を持って、記事を書く記者の大変さがわかった。
 途中、記事の流れが一つにまとまらず不安に思うこともあったが、丁寧にサポートしてくださった記者、デスクのおかげで無事、自分の問題意識を記事にすることができた。

英佳那さん(早稲田大)

 現場に出向いての取材体験が印象に残った。記者の方から、事前に質問内容や質問の仕方のアドバイスをいただいていたので、何とかなるだろうとインタビューに臨んだが、そうではなかった。ポイントとなる大事なことを聞きもらしたり、遠慮せずに、取材相手に踏み込んで聞くべきことがあったりと、会社に戻って反省することが多々あった。
 「伝えたいこと」を自分なりにまとめた記事を記者やデスクの方がチェックすると、あっと言う間に見違えるようなわかりやすい記事になり、本当に感動した。日本語は磨けば磨くほどわかりやすくなっていくのだと思った。今回のインターンシップを通じて、新聞を読む際に、一つの記事の背景まで自分なりに考えるようになった。
 日々、現場に足を運び、正確でわかりやすくニュースを伝える記者に敬意と憧れを抱いたインターンシップとなった。

齋藤舜介さん(明治大)

御礼(インターンシップにご協力いただいた皆さまへ)

今回の山陽新聞社夏季インターンシップにおいて、参加学生さんの取材にご理解、ご協力をいただいた企業・団体様、個人の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
(総務局・本行正視)