ポリエステルなどの化学繊維の衣服を洗濯すると、排水とともにプラスチックの糸くずが流れ出て海洋汚染につながることが分かっています。微小で普段は見えにくい糸くずを、倉敷工業高(倉敷市老松町)の研究チームが特別なフィルターでこし取り〝見える化〟しました。大量の糸くずに驚き、チームは糸くずの流出を抑える方法や流出しない布を探っています。11月15日開催の本紙シンポジウムで報告します。(記事はこちら)
実験に使った洗濯機の前で、排水に交ざっていた糸くずなどを見せる研究チームの2人

実験中、1回の洗濯で出た糸くず(左)