吉備の環プロジェクトチーム(PT)の第15班が12月16~18日、瀬戸内市を回りました。邑久、長船、牛窓の旧3町エリアを巡り、さまざまな分野で活躍する皆さんと語り合い、歴史や文化を知り、美しい風景に心を洗われる-。3日間を通じて、多面的に市の魅力に迫ることができました。
まず訪れたのは、長船地区の日本刀鍛錬場。刀剣の魅力を後世に伝えようとする刀匠の熱い思いに心を打たれました。続いて、日本一のだがし売場へ(長船町東須恵)。新型コロナウイルス禍の中、岡山県内外の小中高校生が修学旅行で訪れ、子どもたちを楽しませているそうです。午後には牛窓沖に浮かぶ前島を訪ねました。2日目は早朝から、カキの水揚げ風景を取材。水産関係者は「今シーズンは身太りがいい」と明るい表情で教えてくれました。
最終日は、邑久地区・黒井山グリーンパーク(邑久町虫明)で地元産の野菜や海産物の販売現場を見学したり、長船地区で15年前から続く「備前福岡の市」の関係者からお話を伺ったりしました。
吉備の環プロジェクトの公式Twitter(https://twitter.com/kibinowa)では、刀の制作風景や、カキ水揚げの様子の動画も紹介しています。ぜひご覧ください。
今回が、吉備の環PTとして年内最後の活動でした。PTは年明けから再開し、引き続き県内各地にお邪魔します。みなさんがお住まいの地域の魅力や課題、おすすめスポットなどを、電話(086-803-8091、土日祝日と年末年始は休み)、メール(kibinowa@sanyonews.jp)でお寄せください。
(写真は18日未明、牛窓地区で撮影した星空。15秒露光の400枚を合成)