活動紹介

矢掛町探訪でPT"再出発"

 吉備の環プロジェクトチームは4月5~7日、矢掛町を巡りました。新型コロナウイルス禍に伴うまん延防止重点措置により、1月中旬から派遣を一時中断しており、2カ月半ぶりの"再出発"。桜が満開となった町内では、近年相次いで誕生した新スポットや、さまざまな分野で活動する人たちとのかけがえのない出会いに恵まれました。

 初日は陰陽師安倍晴明ゆかりの地からスタート。浅口市鴨方地区から狭い道路を車で上り、晴明が星を観測したとされる屋敷跡やその功績をたたえる石碑に出向きました。映画やゲームの影響もあって、今も訪れるファンが途切れることはないそう。町中心部の矢掛商店街では、おしゃれなカフェや歴史的建造物が織りなす独特の雰囲気を楽しみました。かつては漫才コンビで、現在は画家として活動する男性からはまちづくりに懸ける強い思いを伺いました。

 2、3日目は、行方不明者捜索に力を発揮する岡山県警嘱託犬の養成や、イラストレーター、花栽培などさまざまな分野で活躍する女性を訪ねたほか、まち巡りに便利な電動バイクの試乗を通じて町内観光について考察したり、外国人修行僧の方から町の良さについて尋ねたりしました。

 あらゆる角度から町の現状を見聞きした3日間でしたが、メンバーの本音は「もっと時間が欲しかった!」。気になりつつも訪ねられなかった人、場所が多く、PT活動とは別に町を再訪したいと思っています。地域の皆さんからのご意見は、吉備の環プロジェクト推進本部に電話(086-803-8091、平日)とメール(kibinowa@sanyonews.jp)で受け付けています。より良い町づくりに向けて、どんどん声を寄せてください。 

 (写真は、道の駅「山陽道やかげ宿」で貸し出されている観光用電動バイク。PTメンバーも試乗しました

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