吉備の環プロジェクトチーム(PT)は4月13~15日、早島町と倉敷市茶屋町地区を巡りました。昨年10月に始まった岡山県内各地へのPT派遣は、今回が節目の20組目。地域の歴史や文化、食の魅力を出会った方々から聞いたり、体験活動を通じて体感したりしました。
初日、2日目は早島町。初日は徒歩で、2日目は車を使いながら町内各地を巡りました。古くからイ草栽培が盛んで、関連産業で栄えてきた土地柄とあって、イ草を活用したまちづくりが活発。栽培の歴史などを学ぶことができる歴史民俗資料館、両面に花ござを貼ったラケットで競う「早島IGUSA花ござピンポン世界大会」などの関係者と懇談したほか、「早島イ草太鼓」「岡山ゲストハウスいぐさ」など"早島らしい"名を冠したグループと施設では、それぞれ和太鼓の演奏体験やイ草を材料にしたコースター作りに挑戦しました(今回のPTは体験活動好きなメンバーばかりでした)。
最終日は、鬼の面をかぶった住民たちが秋祭りを盛り上げることでも知られる倉敷市茶屋町地区へ。茶屋町駅前でPTメンバーを出迎えてくれたのも鬼(銅像)でした。江戸時代末期から続く老舗の醤油醸造元や、作家村上春樹さんが名付け親の「高橋人生堂書店」などをたて続けに訪問。飛び込みにもかかわらず嫌な顔ひとつなく迎えられました。
歩いては話を聞き、話を聞いてはまた歩くの繰り返し(車移動もありました)。日ごろ運動不足のメンバーもいましたが、出会ったみなさんの笑顔のおかげで疲れは一切感じませんでした。この場を借りて「3日間ありがとうございました!」。活動の様子はツイッター(https://twitter.com/kibinowa)でもご覧いただけます。
(写真は、勇壮な響きを披露してくださった「早島イ草太鼓」の有志。おなかにずしんと響きました)