「吉備の環」プロジェクトチーム(PT)第3班は12日、前日に引き続き倉敷市児島地区で活動。繊維産業を下支えする零細事業者、産後ケア専門の助産院、カフとアパレルショップ兼ねた宿泊施設などを訪ね、それぞれの立場での"仕事に懸ける情熱"を教えていただきました。
この日のPTの宿泊先にもなったのが「DENIM HOSTEL float」です。衣料企画販売を手掛けるITONAMIが運営しており、兄とともに同社を立ち上げた島田舜介代表取締役CEO(28)に話を伺いました。島田氏は施設開業の経緯だけでなく、デニム製品に携わる多くの職人たちを大事にする思いを説明。さらに「イベントを通じて、(全国からやって来る)児島の若者たちの居場所になれば」などと語られました。
カフェか雑貨店と見まがうおしゃれな建物にひかれ、ふと立ち寄ったのが「うちかど助産院」。男性3人組のPT一行にとって、産後ケアの大切さを知るまたとない機会となりました。
(写真中央は、ITONAMIの島田舜介代表取締役CEO。貴重なお話をいただきありがとうございました)