活動紹介

海から山へ 学び多い玉野市

 吉備の環プロジェクトチーム(PT)の第13班が12月8~10日、玉野市を回りました。初日の午後に石島に渡ったほかは、宇野港エリアや八浜地区などを訪問。行く先々で話題の人やスポット、情報を紹介してもらいながら市民の方々から地域の現状や魅力、課題などを教えていただきました。

 海の玄関口・宇野港では、障害者や施設スタッフがごみ拾いに取り組んでいました。聞くと、冬場は海が強く、吹き飛ばされるごみが多いため「拾うごみは少なくなるけど海が汚れる」。海を守るためにも週3回の活動は欠かせないと語ってくれました。来年は瀬戸内国際芸術祭の開催年。会場の一つである宇野港に限った話ではありませんが、ポイ捨てのないまちとして観光客らを出迎えたいものです。

 続いて訪れた石島では、買い物や通院などのため本土との間をたびたび往復せざるを得ないといった苦労の一方で、島民の絆が強く、助け合いの精神が息づいていることを学びました。

 2日目は獅子舞の保存継承に取り組む方や、地域の"事情通"を訪ね歩き、最終日は市中心部で玉野魚市場、玉野競輪場などを訪問。活動中の宿泊は、古民家改装施設2カ所を利用しました。それぞれの施設関係者はまちづくりにも関わっており、さまざまな地域の情報や話題を聞かせていただきました。たまの温玉めしに代表されるご当地の味にも触れました。山あいにも足を延ばしました。秘境のカフェ、居心地が良かったです。

 活動の模様はTwitter(https://twitter.com/kibinowa)で発信していますので、こちらもご覧ください。

 (写真は、石島で撮影した海の風景。ひんやりとした風に背中が丸くなりそうでしたが、美しい景色に癒やされました)

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