海ごみ問題を地域の行動で解決しようと、山陽新聞社と御南西公民館(岡山市北区田中)が館周辺の用水路2カ所で行ってきたごみ回収実験が8日、終了しました。ごみをせき止める網を5月20日に設置し、約3週間で計10・3キロのごみを集めました。1年間で計算すると、網がなければ約170キロが下流の川や海へ流れ出ていることになります。ごみの多さが改めて明らかになりました。実験中は、地域住民や御南中生徒の皆さんも加わり、1週間ごとにごみの回収、分別を行いました。(記事はこちら=用水路ごみ回収10.3キロ 岡山・御南西公民館周辺 実験終了)
瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指し、山陽新聞社が地域と進める吉備の環アクション「里海 未来へ」の一環で行われています。