新たな「吉備の環アクション」が始動しました。まずは記事をご覧ください⇒「スヌーズレン 岡山に広める挑戦 大西さん 常設室10日お披露目」
スヌーズレンとは、光や音などが五感を適度に刺激することで、さまざまな反応を引き出したり、リラクセーション効果を得たりするように構成した空間のことです。重度知的障害者の療育法として欧州で生まれ、今では認知症の高齢者や発達障害の子どもが利用するなど、対象のすそ野は広がりを見せています。その浸透に挑んでいる建築士の大西直美さん(43)は、激痛が全身を襲う線維筋痛症と闘う中で、「体や心の痛みを忘れさせるような、居心地よい空間づくりをサポートしたい」と決意したそうです。