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海ごみ問題を考えるワークショップ
「笹ケ瀬川のごみ問題を解決できる『みなんモデル』を中学生や様々な世代の人と一緒に考えよう」

中学生や大人が一緒に川ごみの削減策を考えたワークショップ

笹ケ瀬川のプラごみなくそう!御南中生徒らアイデア出し合う

「海ごみ問題を考えるワークショップ」には、地元の御南中の生徒を中心に幅広い世代の約60人が参加。御南地区を流れ、児島湖に注ぐ笹ケ瀬川のごみを減らす方策を10グループに分かれて話し合いました。

海ごみ問題について話す塩飽さん

進行役はNPO法人だっぴ(岡山市)の森分志学代表理事、講師は水島地域環境再生財団(倉敷市)の塩飽敏史理事兼研究員。塩飽さんは、昨年11月に笹ケ瀬川で回収されたごみの調査から、容積で全体の8割をペットボトル、発泡スチロールなどのプラスチック類が占める実態などを説明しました。

世代を超えて話し合う参加者

御南地区から出る川ごみを減らすために、自分ができること、みんなでできることは何だろう―。参加者はアイデアを付箋に書き、模造紙にまとめていきました。

「地域全体での清掃を増やす」「分別の方法や種類を知る」「〝マイごみ捨てバッグ〟を持つ」「川や用水に漏出しないごみステーションをつくる」といった回収・削減策のほか、生活の中で「再生・リサイクルできる商品を選ぶ」「マイボトルを使う」など、さまざまなアイデアが上がりました。

川ごみを減らすアイデアが次々
最後に一人ずつ実践したい〝アクション〟を発表

参加者の多くは3月12日実施の一斉清掃「海ごみストップ!笹ケ瀬川クリーンアクト」にも加わり、地域での川ごみ回収を実践します。