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2018トップインタビュー




国交省から高水準の経営評価
 —電気設備業界の現況をお聞かせください。
 東京に本店を置いているため全国的な状況がつかめますが、現況は「踊り場」にいる感じです。東京の好景気を背景に、仕事量はありますが意外に単価は伸びず、厳しい状況と言ってもいいでしょう。ただ、当社は一般工事が順調なことに加えてソーラー発電工事・メンテナンスがあり、今期(9月決算)では過去最高の120億円の売り上げを見込んでいます。工事量や経営状態、技術などが総合評価される国土交通省の経営事項審査は昨年1300点を超え、電気工事会社として上位に位置付けられました。
 —本店を東京に移転して4年たちましたね。
 当初考えていた50人体制がほぼ整いました。あとはこの陣容でどう市場を切り開くか。岡山では長い間に培ったご縁、人間関係で建物の施主様から直接仕事をいただくことが多いのですが、東京ではまだゼネコンからの受注が大半。営業のやり方が岡山と東京では全く違います。地道に人脈を広げ、実績を重ねるほかに道はありません。その際、経営事項審査1300点超は大きな武器になります。
 —ソーラー事業はどう展望されていますか。
 メガ規模の工事の需要はまだ数年先まであるでしょうが、いずれ減少します。ただ、その後もメンテナンスの仕事は残ります。岡山県内でも各地に大規模発電所が稼働、あるいは計画中で当社にとってメンテナンス人材の養成、確保が大きな課題です。
 一方、当社が行っている売電は現状30メガワット。工事中・計画中と合わせて180メガワットで、目標の200メガワットにはまだ足りません。良い案件があれば引き続き取り組みます。
 —新社屋を建設されます。
 元本社跡に今夏、5階建ての第2本社ビルが竣工(しゅんこう)します。壁と屋上にソーラーパネルを設置した「ソーラービル」です。4階にコントロール室を設け、自社のほか他社から請け負った発電所をリアルタイムで遠隔管理します。
 —社長は長年、西大寺会陽奉賛会の副会長として尽力されています。
 当社発祥の地であり、古里貢献の一つとして2010年5月に就任しました。今年の会陽も無事に済み、うれしいことです。全国に誇れる重要無形民俗文化財であり、地域挙げて盛り上げていきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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